水墨画教室の展示会に行ってきた。母が作品を出しているので。
　母は退職後、水墨画を始めて、とても熱心に描いている。元幼稚園の先生だからかどうか？筋がよいらしく、賞なんかももらってご機嫌だ。
　
　夫婦でしょっちゅうスケッチ旅行に行っているのが素敵だな～とうらやましい。
　父は水墨画を描かないけど、若い頃から写真が好きなので、母がスケッチをしているかたわら、いろんな方向から写真を撮っておいて、家に帰って母が描く参考資料にするらしい。
　「おとうさんの写真は構図がいいから、そのまま絵になるのよ～。」とか
　「ご主人に理解されなくて泣く泣く辞める人もいるのよ。うちはこんなに協力してくれるから幸せだわ～。」とかのろけまくる。
　
　水墨画教室には８０過ぎた生徒さんもざらにいるそうで、うちの両親も、いつまでもふたりでスケッチに出かけてほしいなあ～と思う。
　私たち夫婦は、あまり共通の趣味がない。夫は体育会系、私は文化系。旅行するのは好きだけど、夫は「観光地めぐり派」私は「生活密着派(ホームステイとか)」退職後はどうしようかなあ？考えておかないと…(^^;)
　
　ところで、その平均年齢のかなり高い？水墨画教室も、人間関係が難しいらしく、いろんなトラブルが起こるらしい。上手な人をねたんだり、下手な人を馬鹿にしたり、しゃしゃり出てしきる人がいたり、陰口を言ったり、超ワガママな人がいたり…。雰囲気が悪くなって、もうこんなところ辞めたい、と思うこともあるらしい。人間関係がうまくいかず辞める人も多いとか。
　
　いくつになっても、仕事じゃなくて趣味の世界でも、そういうものなのね。
　ストレスの多い仕事を引退して、ゆっくり趣味でも楽しむ生活を送りたいものだわと思っているんだけれど、そうもいかないのかな(^^;)　どこまでいっても人間が集まったら同じかあ…(^^;)