今まで、子どもが小さかったためもあって、可愛い食器ばかり使っていた我が家。
　フェリシモの、今もあるのかどうか、「日本昔話シリーズ」のお皿がお気に入り。一枚一枚違うお話の柄が描いてあるので「今日、私のはさるかにがっせん」「ぼくはおむすびころりん」なんて楽しみがある。「世界のお話」シリーズもあって、シンデレラとか、人魚姫とかも…。
　
　でも、子どもたちも大きくなったことだし、大人っぽい食器が欲しくなった。
　柄物より、今度はシンプルな白い器がいいなあ、温かみのある白で…できればずーっと同じものがあって、何年後になっても買い足せるようなお店だといいなあ…と考えながら探してみた。
　イタリアの「ラ・ポルチェラーナ・ビアンカ」も素敵なんだけど、やっぱり日本人は和食器よね～！とも思うし。(というか、収納スペースがないので、和食器なら和洋兼ねられて省スペース、というのが大きいんだけど(^^;)
　
　で、いいお店を発見！！

「麦山窯」さん。

　ここの「白磁」シリーズに一目惚れ。真っ白でシンプルながら、表面の凸凹に味がある。素敵～！
　
　でも、このデザインが廃盤になったりしないのかしら、一枚だけ欠けたり割れたりして買いたいとき「もうありません」ってことにならないかしら…と心配して問い合わせてみたら、すぐに麦山窯四代目さんがとても丁寧なお返事をくれて、どのシリーズも、何十年も作り続けているものだとのこと。さすが大正１１年創業の窯元！
　しかも、とても丈夫で、少々落としたって割れないらしい。これこそ私の求めていた器だわ～と思った。
　
　で、何を注文しようかな～と迷いに迷って、私専用のカフェオレボールと、家族みんなのどんぶりとお茶碗を頼んだ。
　私は毎朝、カフェオレではなくてテ・オレ(ミルクティーね)をたっぷり飲むのが好きなんだけど、このカップはなんと400ccも入るので、ほんとにたっぷり飲める(^^)　なかなかこんなに大きなカップは見つけられない。
　カフェオレボウル
　
　どんぶりは、丼ものはもちろん、ラーメンやうどんにもぴったり。
　ろくべ6.0寸丼
　
　お茶碗は、今までは１０個1000円みたいなのを使っていたから、扱いの荒い我が家ではしょっちゅう割れていた(^^;)　これだとおいしくご飯が食べられそう。
ろくべ茶碗(小)
　
　注文すると、あっという間に届き、しかも箱の中にはおまけの小皿や、小さなプレゼントやらお手紙やら入っていて、自分が注文したのにプレゼントのようなわくわく感！四代目さんの人柄にとっても親しみを感じて、これからは食器はここで買うぞ～、と決心してしまった。柄物もいろいろあるし…こんどはお皿が欲しいな～。