夜、小学校の役員のお仕事で青少年補導協議会というものに行った。
　総会だったので報告や予定を聞いただけなんだけど、役員名簿を見ると、幼稚園・保育園・小学校・中学校・町内・教職員・警察関係などなど２００人くらいの人が名前を連ねていて、すごい組織図がある。
　
　うちの中学校区はよく新聞でも取り上げられるくらい、地域の活動が盛んなところだ。
　私はほんの下っ端役員で、言われたことをしてるだけなんだけど、それを見ると「へえ～、これだけの人が動いていて、いろいろなイベントをしたり、環境を整備したり、地域を巡回したりしてるんだなあ…」と感動してしまった。
　ふだん目に見えないけど、いろんなところで町の人たちがボランティアで動いているんだなあ…。うちの地区は自然も人情もあるほのぼのとしたいいところだと思っているけど、それも多くの人の努力があってのことなのかもしれない。
　
　忙しい中で役員をするのは大変だけど、こうしてちょっとでも地域の一員として役に立てるのは素直にうれしい。夫も私も実家とは関係ない今の土地に結婚してからやってきたので、全然知り合いがなかったのに、今はずいぶん愛着があるのも、何回も役員をやってきたおかげだと思う。
　
　しかし、役員さんたちは工夫を凝らして、地域懇談会をしたり、講演会をしたり、子どもフェスティバルをしたり、各種の講座をしたり、いい活動をいっぱいしているんだけど、ご多分に漏れず参加者はそれほど多くないんだよね～(^^;)　それって、子どもたちや地域の住人たちはそんなことをあんまり必要としてないってことなのかしら…。
　ほかに楽しいこと(ゲームやテレビや遊園地やショッピングや…)があるからかな？そりゃあお金もかけられないし、商売でやってるみたいなエンターテイメントには及びもつかないから、あんまり参加する気になれないのかなあ？　それともみんな忙しいのかな？　それとも単に面倒なのかな？
　
　かくいう私も休日は家でぐーたらしたいから、たまにしか参加してないんだけど…(^^;)
　
　地域の活動のすばらしさと、参加が少ないのが悩みというギャップ。どうしたらいいんだろうなあ…。どっちかというと、お客として参加するより、主催者(役員)としてイベントにかかわる方が楽しいのかもね(^^;)…面倒だとか思いつつ…楽しまなきゃね～。