夫の実家に帰省…といっても、車で３０分のところだし、盆正月でなくてもよく行くので、日帰り。
　夫と夫の兄夫婦・弟夫婦は全員教員で、私は幼稚園だけどあとはみんな小学校の先生。
　
　で、私以外はおそろしいほど価値観が一致している。すなわち「学校至上主義！」
　よく勉強して、いい学校に入れば、幸せになれる、という、一昔前の価値観をおもちなのである。
　終始「とにかく勉強して学校に入らなくちゃね」という話題なので、私としては閉口気味。一昔前ならともかく、いい大学に入れば一生幸せになれるなんて、保証できない時代になっちゃったのに。
　
　まあ、親たちがそういう価値観を持っているとしても、子どもたちはどこ吹く風。
　ちっとも勉強せずにテレビゲームに夢中だったり、甲子園を目指している子がいたりだし、親の方もそんなに強硬に勉強ばかり押しつけているわけじゃないので、どこもなごやかな家族。子どもたちも別に秀才じゃなく(^^;)、元気で明るい子ばかりだ。
　
　今の時代はほんとに難しくなっちゃったなあ…と思う。子どもたちにとって何が幸せなのか親にはもうわからない。わからないけど、親が子どもの幸せを願う態度を見せ続けることが大切なのかなあ…と思う。親が言うようには勉強しなくても、とにかく幸せを願っていることは伝わっていくのかもしれない。
　とはいえ、うるさく言い続けるのも問題だし…(^^;)ほんとに難しいなあ。