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カテゴリ:教育に思うこと
今日の新聞に「日本の国内総生産に対する教育機関への公的支出の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中で最低」と書いてあった。
教員一人あたりの児童生徒数も平均よりかなり多い。 と~ってもうなづける話。 日本は、ほんとに教育にお金をかけない国だと思う。昔からそうなのに、不況でますます教育費はカットされてる。 最近は、指導力不足教員だの、評価システムだのって教師バッシングが激しいけど、(指導力不足教員がいないとは言わないけど)、世界でも多い人数のクラスを受け持ち、授業以外に生活指導や給食指導や部活動までこなし、校舎や校庭のそうじや、事務までして、それで日本の教育水準をそれなりに保ってきたのは、ある意味すごいことだとも思う。 ドイツの小学校の先生の家にホームステイしたとき、「学校の先生が掃除や事務をするなんてクレイジー」だと驚いていた。ドイツの小学校は一クラス20人。掃除や事務は専門の人がするそうだ。 かたや、日本の小学校は40人1クラス。3歳児でも20人1クラスで先生たった一人。(ドイツの幼稚園では先生一人に対し子ども8人) 単純に考えると日本の先生は、2倍以上仕事が多いのではないだろうか。「30カ国中で最低の支出割合」だけのことはある。(^^;) まあ、日本の子どもたちは今までは勤勉(?)だったから、それでも何とかなってきたけれど、これからはそうはいかないだろう。と~っても個性的な子どもたちばかりになってきたし、40人一緒で一斉授業なんて、できなくなっていくと思う。 それでも、教育費はどんどん減らされていく。 公教育で手が足りない、お金が足りない分は、家庭で塾に行くしかなくなるのかな?行けない子はどうなるの? 郵政民営化とか、年金とかいっても、未来を担う子どもたちを立派に育てて、税金を払ってもらえるようにしないと、どうにもならないと思うんだけど…(^^;) 未来に対する投資はする気がないのかしらね~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.27 07:32:20
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