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カテゴリ:教育に思うこと
お休みというのにマジメに?(^^;)、講演会を聴きに行った。本を何冊も出されている助教授の方で、東京の幼稚園の園長先生でもある。
その先生が言われるには、 「時々、大人はあまり好きじゃないけど子どもが好きだから保育者になりたい、と言う学生がいます。 そういう学生には、保育者になるのはやめなさいと言います。 赤ちゃんから、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまでつきあうのが私たちの仕事です。 子どもが好きだからじゃ勤まりません。人間が好きでなければね。」 なるほどな~。 保育者になりたいという理由には、「子どもが好き」というのは一番普通ではあるだろうし、誰もが納得する理由でもある。 でも、この仕事、ほんとうに子ども以外の人との付き合いが多い。はっきり言って、エネルギーの半分以上は子どもよりも「大人」に費やされている。 子どもが好きで子どもと一緒に楽しく毎日を過ごしたいと思っている人にとっては、実に期待はずれな仕事かもしれない(^^;) 私も実はこんなにも「大人」に時間とエネルギーが費やされる仕事だとは思っていなかったけど、それはそれで、なかなかおもしろい。子どもよりよっぽど扱いにくいし、ひねくれてるし、勝手なことばっかり言うし(^^;)、苦労させられるけど、でも、いろんな人がいて、一生懸命ぶつかり合うのは、大変だけどおもしろい。 時々嫌になる時もあるけど(^^;)...人間とかかわっていくのを楽しんでいきたいなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.10 07:38:55
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