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カテゴリ:教育に思うこと
先日行われたPTA主催の講演会。...のことで主任の先生が落ち込んでいる。
PTA主催なので、あくまでも主体はお母さん方。会場準備をするのも、講師接待をするのも、託児をするのも、役員さんを中心にお母さんたちがすることになっている。もちろん職員もいろいろなお手伝いはするが、職員の役目も役員さんが割り振るわけで、仕切るのはお母さんたちである。それに、私たちは保育があるので、準備はともかく当日は何もできない。 でも、その辺の立場がわかっていないお母さんが多い。 準備にやってきても、他人事のように職員の指示を待っているし、当日の託児係の人は「先生、託児のおやつは何時頃食べたらいいんですか~?」という具合に計画も立ててないし、後片付けも、椅子を片付けただけで、演題は貼ったままだし、ペンやらガムテープやら出しっ放しだし、講師に渡すはずだった菓子折りも渡さずに忘れたまま(^^;) そりゃあ、慣れてないんだからそういうことはあるだろう。別にそのことを嘆かわしいと思うわけではない。私たちだって失敗はたくさんするし。 でも、PTA行事はPTA主催だから、責任もってするという気持ちだけは持ってほしい。...ということで主任の先生が最後まで責任もって確認してくださいね、というふうなことを言ったら、露骨にむっとされてしまったのだそうだ。 どうやら「したくもないのに役員やらされてるのに、文句言われちゃかなわないわ」って気持ちらしい。(^^;) その気持ちもわかるけど、責任とか社会性とか、そういうことは誰が教えたらいいんだろう?と思ってしまう。幼児教育の世界では、「親育て」が重要であると言われている。でも、苦言を言われたからといって腹を立てていては、学ぶことはできないだろう。 子どもを育てるのは好きだけど、親を育てるのは難しすぎる(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.06 07:46:16
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