起立性調節障害の日々

　息子はここのところ祖父の部屋で寝ているせいか夜は眠れるようになってきたようだ
当然だけど眠れるということは、体や心の疲れがとれたり出来る訳で気力や体力が戻ってきている感じがある
　入学当初、ほんの二、三日自転車通学をしていたけどいつの間にか祖父の車の送迎に切り替わってしまった　じいちゃんも孫が心配なんだろうと思うし、体力もないのでやはり車の方がよいと私も思った
　以前は携帯の電池が切れて家に帰るコールが出来ないと歩いて帰ってきていたけど昨日は別に電池が切れているわけでもないのに自力で歩いて帰ってきた　なんとなく歩いて帰ってみようと思ったのだそうだ　結構な距離なので気力がないと出来ないことだと思う
　家の近くまで来て急に雨が降ってきたのでそこから電話があり迎えに行った　｢たまにめずらしいことをするとこうだもんなぁ｣と言って息子は笑っていた
　去年、体を壊してから学校に満足に行けなくなって、その時から学校の事は緊張感がずっとあった為、家での話題は学校関係の事に関しては一切触れなかった　息子にとって学校に行けなくなったということは心に深～い傷になって残っていたのだ　きっとこれも心的外傷ストレス障害というものなんだろう
　そんな心に深い傷を負った息子だけど、傷口が徐々に治っているように感じる　
反抗期が過ぎて、また以前のように普通に会話が出来るようになり?!話の流れで学校の話題になっても避けることなく喋れるようになってきている
　去年からずっと起立性～と向き合ってきたけど息子の回復には薬ではなく時間とありのままの息子を受け止める学校や家庭があるからなのかもしれないと思った