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週末は永井するみさんの『欲しい』を読みました
登場人物がみんなしたたかで打算的だったのが印象的でした 一章ごとに視点を変えて書かれています なるほど、そういうことだったのね~ と妙に納得しながら読み進め、最後に笑うのは『テル』でした この著者の作品はまだあまり読んでないのでこれから読破したいと思います 人材派遣会社を経営する紀ノ川由希子。42歳、独身。会社役員の久原と愛人関係にありながら、ホストのテルと会い、孤独を紛らわせている。ある日、派遣スタッフの一人、槙ありさが登録を解消したいと言い出す。暴力が原因で離婚した元夫の雄也が職場に現れ金を無心するため、派遣先でトラブルになったためだ。3歳の娘を抱え生活保護に頼るありさを心配する由希子。ありさにたかる雄也に職をつけるため、彼の美貌を見込んでテルを通し派遣ホスト会社に紹介する。そんなとき、久原が不慮の死を遂げる。若い女性をストーキングした挙句、歩道橋から転落したというのだ。その女性というのが、ありさだった。彼の死に疑念を覚えた由希子は、真相を探り出すために動き出すが・・・。 初めて手に取ったのはこれ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月12日 09時32分15秒
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