発達性協運動障害
「発達性協運動障害」娘は 原因不明の筋緊張低下で、精神運動発達遅滞です。筋肉の発達がゆっくりで、それに伴って、精神の発達もゆっくりです。プラス 股関節脱臼・遠視検査結果は、異常なしだけれど、どこかに問題があるでしょ…運動面の発達のスピードは、健常の子の半分。もうすぐ5歳だけれど、まだ2歳児のレベルでしょ…精神面は、随分と伸びて、言葉は普通に喋れるようになったし、ひらがな・数字も、どんどん覚えいます。もう知的障害の心配は、なさそうです。パズルが得意だし。でも、そのわりには、絵が全く書けないのです。いまだに、1人では、グルグル書きくらいしか書けません。教えながら動物の絵を書かせても、バランス悪いし、変な所から書いたりして、「絵を書く概念」が、全然成長していないと思う日々…こんなんで、文字書けるようになるのは、大変だろうな…「LD」もあるのかも…着替えも、なかなか覚えてくれなくて、覚えが悪い子…運動も、筋力以外にも、バランスが悪い。手足を上手く動かせなくて、体操 ヘタ…筋力の問題だけではないような…そんな娘に、ぴったり当てはまる障害名がありました。「発達性協運動障害」(DCD)「LD」 「ADHD」 と同じ種類です。 運動がとても苦手な子ども達です。 運動は手や足をどのように使うか、目と手をどのように動かすかといった 複雑な協調運動からできているため、総合的な運動がバランスよくできないケースが 多く見られます。 例えば、舌を動かすことが苦手で、舌足らずな話し方になってしまったり、 逆上がりができなかったり、コンパスや分度器が使えない、 自転車に乗れない、マットや鉄棒、縄跳びが苦手、リコーダーが吹けないなど、 さまざまな分野で問題が起きてしまいます。 また、運動面での不器用さは、自分だけができていないため コンプレックスになってしまいます。さらに、運動場面だけではなく、 学習面でもマス目に文字が上手く入らない、 漢字を書いた時のバランスが悪いなど、目で見て適当な大きさで書くということが 難しくなってしまいます。 このような協調運動の問題を「発達性協運動障害」と呼んでいます。別のHPの説明では、 手足の麻痺はないけれど、動きの協調が必要な動作が苦手、 すなわち、著しく不器用、ハイハイや歩き方にぎこちなさ、 バランスの悪さなどがあって、日常動作や学業に支障を来たす場合で、 スポーツが苦手、作業が遅い、書字が苦手などで明らかになります。 このような症状は、日常生活全般に影響するため、大きく自信をなくしていきかねません。 体育や作業など、できないことが本人自身も周囲からもわかりやすいので、 学習障害と同程度かそれ以上に苦手意識をもってしまい、 苦手なことへの拒否にもつながることが多くなります。 また、いじめやからかいの対象になることもあります。 周囲は、このような状態に理解を示し、 本人なりの努力や向上をきちんと評価することをこころがけなければいけません。 ADHDや広汎性発達障害、学習障害の一部に同様の症状がみられることがあります。 特にADHDと合併したものは、 Deficits in Attention, Motor control and Perceptionの頭文字をとり DAMP症候群といわれますが、 学校などで適応できない子の中に少なくないものと思われます。 軽いながらも自閉的な特徴をもち、集団生活により適応できにくい場合も多いようです。 生まれつきもっている、行動コントロールのできにくさ、不器用さ、 人との関わりにくさを十分理解して対応する必要があります。これは、ピッタリだ!!!!まさしく、これだ!!といっても、診断してもらってないから、分からないし、もしこれだとしても、解決策はないし…この病名について、もっと勉強してみなくては。