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原作は吉川英治文学新人賞受賞。
今野敏先生の良さ満載の警察小説です！

なのにテレビでは主人公・竜崎の人柄が変わってしまってひどかった･･･。

･･。
いじめシーンもやりすぎ。
テレビでは「番犬」呼ばわりしていましたが原作では全く違います。
「変人」という表現をしていますが、つまり「天然」なわけです。
また陣内孝則扮する竜崎は、いつでもヒステリックに喚き立て躁状態ですが、
原作では沈着冷静をモットーにし、常に思考し続けベストな状態を模索する、
正義を使命とする賢い男性です。
その生き様に感銘を受けた方も多いのではないでしょうか。
原作を読んで、この作品の本当の良さやラストを知って欲しいです。
でも、原田美恵子さんや息子役の俳優さんは良かったですね！


霞ヶ関の本庁舎で、エリート・キャリアのたった1人の闘いが始まった！
組織を揺るがす大事件に、保身に走る警察庁上層部、上司の命令に苦慮する現場指揮官。
孤立無援の男は組織の威信を守ることができるのか？
警察小説の新天地を拓く長編。

竜崎伸也、四十六歳、東大卒。
警察庁長官官房総務課長。
連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。
そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る―。
互いに自らの正義を主張するキャリアとキャリアの対立。
組織としての警察庁のとるべき真の危機管理とは。