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今日は、ガラッと変わった話題。
しばらくぶりで本業に接した。 今話題の耐震診断だ。保育所の昭和54年建設の耐震診断だったが 予想を超えて頑丈な建物だった。 53年の宮城県沖地震の教訓が生かされていたようで、 改めて当時の関係者(設計者)に敬意を表したい。 しばらくぶりで建築の現場に立つと、昔なじみの顔が、多いのと なんとなく懐かしい気がする、建築を始めて早、40年近くになる そんなに簡単に、忘れることはできない。 振り返ってみると、構造的には、われわれの年代では 今のような(偽装問題)ことは考えられない。赤字受注であっても 構造は絶対手が抜けないが鉄則だった。ローコストであっても、 躯体に手はつけないが鉄則だった。もともとローコストとは 無駄な部分を省いて、コストを下げるというもの。 私もかつて、ローコストマンションの走りの建物を手がけたが 今日、関係者との懇談の中で、昨今、仕事の打ちあわせ中 「経済設計」とか「ローコスト」は使っては、いけない 言葉だそうで、またまた、高くなければ、いいものでないという世の中にだ けは戻ってほしくない。苦労してやっと価値観を変えたのだから。 その中で、価値分析工学(バリューエンジニアリング)がもっと 巾を利かせる建築業界であってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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