田代島民宿「マリンライフ」、・海鮮居酒屋「田代番屋」島オヤジ日記

　　　　　　久しぶりで、ナウティキャットで田代島へ、

　　　　　　カタマランで、沖合いに、昨日の嵐前に

　　　　　　　海に出た。本当の嵐の前の静けさ。

　　　　　田代島へは久しぶりで、ヨットで行った。

　　　　今回のあたご事故で改めて、航行を見直してみると

　　　やはりたくさんの危険が、潜在していることを感じさせられる。

　　　　　　　たまたま、オーパイが故障しているが

　　　　　田代～石巻の８０％はオーパイで操船している。

　　　　　たまに子供が乗ったときなど、おきあいで

　　　　　オーパイリモコンで石巻の日本製紙の煙突を

　　　　目指せというと、ゲーム感覚で、ほぼ目標に向かって

　　　　操船できる。このくらい簡単な、便利な機能だが

　　　　事故のほとんどが、オーパイ事故だ、オーパイで

　　　　　　　居眠りで、テトラポット乗り上げ。

　　　　　干満差を考えないで、以前のルート上書きで

　　　　　座礁、１億円相当のクルーザーをだめにした人。

　　　　やはり、オーパイ事故だ。便利と危険は、背中合わせだ。

　　今回の事故。やはりオーパイだったが、ある自衛隊関係者が

　　　　あたごにぶつけようと思っても、ぶつからない。

　　　　　あのタイミングでぶつかるものだろうか

　　　　行方不明のお二人を、責めるつもりはないが
　
　　　　　今までの、自分の体験を重ね合わせたとき

　　　　　　今回の事故の原因が見えてきそうだ。

　　　　今までの経験で、僚船が多いとき、気分は楽、緊張感無し。

　　　　僚船を追いかける、視界は、僚船のスターンのみ。

　　　　　　僚船を見ることで、レーダーは見ない。

　　　　目的地が決まっていたとしたらオーパイリモコン？？

　　　私の場合、知らない港で、後ろについて来いといわれ

　　　付いていったが、思わず養殖棚に、激突しそうになった。

　　　前の船についていこうと、周辺は目に入らない。

　　　海は道路と違うから、アバウトでの進路となる。

　　これらは、推測だが、以上のような危険が潜んでいると思う。

　　　　　　　　これも経験したことだが

　　　昼間の見通しのいいときに、こちらも見張りおろそか

　　　先方も、まるっきり見張り無し、それが何万分の一

　　　かの確立かで衝突しそうになった。これは１０秒ぐらい前に

　　　こちらの同乗者の指示で回避。(これはパワーボートで）
　
　　　このように、ひやり、はっとでないが何回か

　　　ひやり、はっとが続くと、重大災害につながる。

　　　　　　　そんなことではないかと思う。

　　　どちらかが止まっているならともかく、本当に、

　　　　１０ノットで、　走っている船に、気づいていて、

　　　こちらも１５～６ノットで直角にぶつけることは、

　　　　　意識しても(特攻じゃないが）出来ないだろう。

　　　　酷なようだが、全然あたごを、知らないうちに衝突、

　　　　　偶然だったら、なせる業のような気がする。

　　　　海が荒れるたびに、捜索が難しいことを、感じている。

　　　　　　　どうか早く見つかってください。

　　　　　　　お二人を教訓に海の安全に努めたい。