こんばちは、ヒロです。
この日記は「めらとにん」という日記の続きです。

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■■脳の視交叉上核がリセット担当■■

【ヒロ】　リセットを実際にしてくれる体の器官はどこなのかな？
【●ジ】　眼球の奥で、眼球よりも少々上の位置にある器官・・・・
　　　　　視交叉上核（しこうさじょうかく）が担当してるっすよ。
　　　　　視床下部と下垂体の間あたりに視交叉上核があるっす。
　　　　　寝起きに視交叉上核へ強い光が入る。
　　　　　そうすると、約１４時間後に松果体からメラトニンが分泌される。
　　　　　メラトニンっていうのはホルモンの一種です。
【ヒロ】　ん？　あれ？　強い光源を見た瞬間に分泌ではなくて？
【●ジ】　違います。強い光源を見てから１４時間くらい後にですよ。
　　　　　これがＫｅｙなんですが、強い光を見てから１４時間後。
　　　　　厳密に言えば、１４時間～１６時間の間に分泌されるわけっす。
　　　　　この「メラトニンは眠気を誘うホルモン」っすから。
【ヒロ】　なるほど！　起きてから１４時間１６時間後に眠くなるわけ・・・・
　　　　　太陽を見てから１４時間１６時間後に「眠気ホルモン」が出るからだったんだ☆
【●ジ】　細かい突っ込みっすが、あくまでも太陽を見てからっすから。
　　　　　起きたのが朝６時で太陽を見たのが７時なら・・・・
【ヒロ】　太陽を見た７時が「ゼロ起点」になるわけだね？
【●ジ】　そういうことっす。
　　　　　でも、今時部屋の中の照明も眩しいもの使ってますから・・・・
　　　　　日の出前の早朝に起きて部屋の照明に眩しさを感じたとして、
　　　　　その眩しさに視交叉上核が反応すれば・・・・
【ヒロ】　そこがゼロ起点になるわけだね？
【●ジ】　そういうことっすよ。
【ヒロ】　つまりアレだ、寝起きで眩しい光を見て、それに視交叉上核を反応させれば、
　　　　　その瞬間が時限爆弾のセット完了ということなのだね（笑）
　　　　　１４時間～１６時間後にメラトニンを出す時限爆弾のセット。
【●ジ】　時限爆弾っすか（笑）　変な例えっすけど、まぁ、そゆことです。
　　　　　ちなみに、メラトニンホルモンの分泌が始まってから２時間以内に眠くなります。
　　　　　普通はメラトニンの分泌が始まって１時間～２時間で眠くなるっすよ。
【ヒロ】　ということは、朝６時に起きて７時に太陽を浴びたら・・・・
　　　　　夜の１０時（２２時）の頃にメラトニンが分泌されるよね。
　　　　　それから１～２時間後に眠くなるということは、２４時には眠れるわけだね？
【●ジ】　そういうことっすよ。
【ヒロ】　では、アレだね。
　　　　　朝起きたならば、なるべく早く朝日を浴びた方が良いね。
　　　　　６時に起きて６時に朝日を浴びて、そうすれば２３時には眠れるよね。
【●ジ】　いかにも先輩らしい杓子定規な（笑）
　　　　　実際問題、人体はロボットじゃないっすから☆
　　　　　その日の疲労度によって眠気が起きる時間にはバラつきがあるっすよ。
　　　　　疲労困憊ならばメラトニンが出た瞬間に眠くなってるかもしれない。
　　　　　メラトニンが分泌されてから１～２時間後に眠くなるわけっすが・・・・
【ヒロ】　なるほど、疲れていれば分泌され始めた初期の頃に眠気が発生するわけか。
【●ジ】　人間はアナログな生き物でデジタルではないっすから☆
【ヒロ】　なるほど、機械的に考えてはいけないね（笑）
　　　　　あくまでも曖昧なところがあるから人間らしいわけなのだから♪
【●ジ】　そういうことっすよ。
　　　　　「寝起きで１４時間しても眠くならないから自分は異常？」みたいな（笑）
　　　　　そういう神経質なモンでも困り者っすから（笑）


（つづく。）