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テーマ:普通に生きない♪(404)
カテゴリ:想い
この日記は、これから連載する「愛娘」という一連の日記を分かり易くするために掲載したものです。
この日記の原本は、元々は手前まりんぱ日記で、書いたのは奈菜ちゃんです。 (今現在は手前まりんぱブログは存在しておりません) このブログのフリーページにある「ナンセンス会話集」の「恋の与太相談」から会話を一部抜粋し、●美ちゃんと奈菜ちゃんの出逢いを紹介する目的で掲載した日記です。 一部抜粋のため話が尻切れトンボですが、フリーページにある「ナンセンス会話集」の「恋の与太相談」をご一読くださると話が完結しております。 では、奈菜ちゃんと●美ちゃんの出逢いの瞬間をご一読ください♪ ========== 往診に来ちゃった 【●ジ】 こんちはぁー!! 奈菜ちゃん居るか? 【ナナ】 あのね、だから。。。玄関にあるインターフォン使いなさいってw 何であんたは、毎回いきなり庭に入り込んで居間をのぞくのよw 【●ジ】 そんなかしこまった間柄じゃねぇーもんw 【ナナ】 玄関のカギ開いてるから、そっちから入ってきてくれる? ========== ■■ラブリーナースちゃん■■ 【●ジ】 お邪魔しまーすw ほら、●美ちゃんも入ってw 【ナナ】 まぁー、可愛い♪♪ 新人のナースちゃんなの? 【●ジ】 そうw 今年から入った『●美ちゃん』だよ。 【●美】 初めまして、宜しくお願いします。 【ナナ】 ●美ちゃんっていうのね♪ 可愛いぃぃぃーん♪ 【●ジ】 食べちゃ駄目だぜw 【ナナ】 べし!! べし!! ←(偶然目の前にあったハエたたきで叩いてますw) 【●ジ】 こらw 俺はハエじゃねぇー!!(爆笑中) っていうか、おい!! スッポカスんじゃねーよw 【ナナ】 ごめんw ちょっと急用が入ってね、病院に行くの忘れちゃったのよw ========== ■■応接間にて■■ 【●ジ】 それじゃ、●美ちゃん。血圧計で奈菜ちゃんの血圧を測ってやって。 で? どうなんだ? 変わったことないのか? 【ナナ】 え? いつも通り旦那(予定)さまは仕事に出かけちゃったし。。。 あちきは。。。仕事オヤスミ貰ってるし。。。 【●ジ】 そうじゃねぇーw 奈菜ちゃんの体調だってw 【ナナ】 熱がね、37℃以下にならないんだけど。。。 【●ジ】 んじゃ、この体温計を脇の下に挟んで、こっちは舌下で測るぜ。 【ナナ】 はんげ、わくこ ヒハの ぎょうほうげ ははうの? (何で、脇と舌の両方で測るの?) 【●ジ】 体温計咥えたまましゃべるなw 正確に測れないだろがw 何でもイイから、黙って測ってろってw (ピピピピピピ。。。←脇で測っている体温計の音) 【●ジ】 どれどれ? 脇の下の体温計を見せてみ? 【ナナ】 はひ、こえげ。。。 (はい、これね。) 【●ジ】 脇の下、臭ぁっ!! 【ナナ】 べし!! べし!! ←(新聞紙丸めて叩いてますw) うほ いっけうんぎゃがいのよ!! (嘘言ってるんじゃ無いのよ! 【●ジ】 37度3部。。。微熱だな。。。 口の中のも見せてみ? 37度6部。。。 奈菜ちゃん、あぁーーーんってしてみ? 【ナナ】 あぁぁぁぁーーーん!! 【●ジ】 叫ぶほど口を開けるなよw ノドが見えねぇーってw 【●美】 ドクター、血圧120-60で正常です。 【●ジ】 ついでに、採血もしよっか? ●美ちゃん、採血して。。。 【ナナ】 ちゅうちゃ、きらぁーい。。。 【●美】 奈菜さんw 噂どおり可愛い人ですね♪♪ ぷちっ!! 【ナナ】 あ゛。。。針が刺さったうわぁぁぁーん!! 【●ジ】 うるせぇーw いちいち泣くなよw (爆笑中) ●美ちゃん、車の中の保冷庫に血液仕舞っておいてな。 【●美】 はい、ドクター。それでは、保冷庫に仕舞って参ります。 ========== ■■奈菜の視線からエックス線放出?■■ 【●ジ】 ●美ちゃんってさ、採血上手いだろ? 【ナナ】 っていうか、あんた悩み事あるでしょ? 【●ジ】 え? あ。。。何でだ? 【ナナ】 菜穂ちゃんとケンカでもしたの? 白状しなさい。 【●ジ】 参ったな。。。奈菜ちゃんの目は誤魔化せないな。。。 奈菜ちゃんの目からX線が出ちゃってるみたいだなw(爆笑中) 心も写せるX線なんてよ、ノーベル与太へたれ賞もらえるぜw 【ナナ】 ●ジ君? ←(身を乗り出して白状を即しています) 【●ジ】 分かったよ、言うよ。その代わり笑うなよ。。。 【ナナ】 人様の悩み事聞くのに、何で笑わなきゃいけないのよ。 【●ジ】 奈菜ちゃんってさ、先輩と。。。その。。。アレじゃん? 【ナナ】 はぁー? 何が言いたいんだかワカンナイわよ。 【●ジ】 ほら、あの。。。ちゃんとイってる? 【ナナ】 ぶぅーーー!! ←(正面に居た●ジ君に紅茶を拭きかけちゃいました) 【●ジ】 おい、何だよ。。。 ←(慌てて白衣をフキフキする●ジ君) 【ナナ】 イってるって、SEXででしょ? 【●ジ】 な。。。ば。。。ハッキリ言い過ぎだぜ。。。 【ナナ】 ハッキリ言わなきゃワカンナイでしょうがw あんた達、どんなSEXしてるの? 【●ジ】 どんなって。。。 (続きはフリーページをご一読くださいね) ========== これが、奈菜ちゃんと●美ちゃんの出逢いです。 この後、話が合う二人は急速に仲良しになっていき、そんな二人に巻き込まれ、ボクと●美ちゃんも仲良しになっていきました。 さぁ、それでは、愛娘(第1話)をご一読ください♪ ========== この日記は2004年11月に掲載しましたものの再録です。 文中の「今日」は2004年11月20日のことです。 「愛娘」日記は、●美ちゃんが奈菜ちゃんとボクの可愛い愛娘になってくれた経緯を綴った過去日記です♪ それでは、愛娘(第1話)をご一読ください♪ ========== 今日、午後零時過ぎの出来事でした。 突然に●美ちゃんが我が家に顔を出したのです。 「●ジ君も一緒なのかな?」と思って辺りを見回しても誰も居ない・・・・ そして、当の●美ちゃんは何か悲しそうにうつむいているのです。 「●美ちゃん? 昨日(19日)の食事会で何か(我が家に)忘れ物でもしたのかな?」 昨日の食事会(実質、乱チキ飲み会)で忘れ物をしてしまい、その忘れ物でも取りに来たのかと思い、 そういう質問を投げかけたのですが・・・・ 真っ直ぐにボクを見上げながら『ヒロさんにご相談があります。』と言う●美ちゃん。 その切なくも物悲しく、それでいながら何か強い“気”のようなものを漂わせている●美ちゃん。 そんな●美ちゃんのつかみ所の無い気迫の様なものに思わず一歩退く思いを感じてしまうボク。 「とりあえずさ、ボクの家に入ろうよ。」 と、悲しくも強い気迫を感じさせる●美ちゃんを我が家の応接間へと通したのでした。 「コーヒー嫌いじゃないよね? タプタプする紅茶しかなかったからコーヒーを淹れてきたよ。」 『タプタプって、もしかしてティーバッグのことですか?』 「そうそう、ティーバッグというのだね。うちではタプタプする紅茶という言い方しているんだよ。」 『面白い言い方ですね。』 そんな会話をしていて●美ちゃんらしい笑顔になってくれたところで、即座に質問を投げかけたボク。 「相談とは何かな?」 『え? あの・・・・』 「お金かな? お金なら貸してあげるよ。」 『ヒロさん?』 場を和ませようと半分冗談で突飛もないことを言ってみたボク。 ボクの突拍子も無い話題展開に目が点になっている●美ちゃん。 『ほんとですか?』 どうやら冗談が本気だったようで、本心は驚きに包まれながらもそれを隠しながら話を続けるボク。 「誰かに同じ相談をしてしまったのかな? それとも、ボクが一番最初かな?」 『実は、奈菜さんへ・・・・さっき病院に・・・それで奈菜さんへ・・・・・』 余程緊張しているのか、言葉が文にならずに箇条書きのような状態の●美ちゃん。 「そうなんだ。奈菜ちゃんへ相談したのだね? それで、何て言われてボクの所へ来たのかな?」 『ヒロさんがYesって言えばOKだって・・・・』 「なるほど、奈菜ちゃんらしいね。義理人情のかたまりだから奈菜ちゃんは。」 と、思わず笑いがこぼれてしまうボク。 『あはは。』ボクにつられて笑顔になる●美ちゃん。 ここまでの遣り取りが変な話に聞こえるかもしれませんが、ボク達夫婦は“そういう夫婦”なのです。 今回の場合は、ボクがYesと言えばOKということを奈菜ちゃんが言っているというパターンで、 奈菜ちゃん的にはOKしたということなのです。 そして、奈菜ちゃんがボクに最終決定権を委任した形になっているというのが今回のパターンです。 ボクとしては奈菜ちゃんがOKするに当たってDEEPな(深い)思考をしていると確信しています。 また、●美ちゃんからの相談を受け、相談内容の根本的原因までを突き詰めているはずなのです。 そこまでナチュラルに出来るのが奈菜ちゃんの神業(かみわざ)なのですが。(笑) 奈菜ちゃんは相手の心を開いて自然に語らせてしまうのですから、それはそれは神業というか、 奈菜ちゃんの人柄というか、ボクとしては見習いたいものの一つです。 しかしながら、今回の一件について奈菜ちゃんと連絡を取り合っていないのにも関わらず、 どうして“そのようなこと”を断言できるのかという突っ込みがあると思います。 お答えしましょう。それは夫婦の絆です。つまり、ボク達夫婦は“そういう夫婦”なのです。 「それじゃ、一緒に銀行へ行こうか。手元には雀の涙しか無いから。」 『え? 本当にいいんですか?』 相変わらず目が点のままの●美ちゃん。 ●美ちゃん自身、とても意外な展開に感じたのでしょう。 それもそのはずです。普通は、“こうは行かない”はずの相談内容ですから。 「奈菜ちゃんがOKしてるのだからボクもOKだよ。じゃ、銀行に行こうか。」 『でも、あの・・・・』 「●美ちゃん、あのね、たまには“こういうラッキー”も在っても良いものだよ。」 『はい・・・・』 「●美ちゃんだって散々悩んだ挙句に相談しに来たわけだし・・・」 散々悩んだということ、●美ちゃんの瞳を見れば一目瞭然でした。 両方の瞳とも真っ赤に充血していて、それにまぶたも腫れていたからです。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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