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テーマ:普通に生きない♪(404)
カテゴリ:なんちゃって心理学
こんばちは、ヒロです。 この日記は報酬系と罰系と呼ばれているものを軽く解説したものです。 ========== ■■ジム・オルズ■■ 人間というものは生まれつき「報酬系」と「罰系」という心理的領域を持っています。 これは、社会心理学者の『ジム・オルズ』が1954年に世の中に発表した学説です。 ========== ■■報酬系・罰系■■ 報酬系というのは「快楽」や「快感」を感じ取り、心身ともに良い影響を与えるものです。 罰系というのは「苦痛」や「不快感」を感じ取り、心身ともに悪影響を与えるものです。 これはどんな生き物にもあり、理性がある人間には動物以上にある感覚器官の一種です。 もちろん、これは頭の中にあり、心と呼ばれるものの中に色濃くあるものです。 ========== ■■ぷち脱線中■■ 現代の学説では、心は頭の中にあるというのが一般的です。 本能的な意志も、理性という思考範囲で修正して思考も行動もしている。 どうやら、人間だけが持つ考える脳、大脳新皮質の前頭葉あたりに心があるという感じです。 ========== ■■心に良い影響を与えるものは体に悪影響を与えるない■■ 手前まりんぱ日記(=ぴろまりんブログのフリーページにある自己啓発系の記事たちのこと)で奈菜ちゃんが「人間は思い描いたとおりの人生を生きる」とか・・・・ 「口癖からパブロフ・ワンコで思い通りの自分になれる」とか言っていますが・・・・ それらは、どうやら、「報酬系」と「罰系」という心理的領域にも大きく関わっている現象のようです。 自分の目の前で起こること、自分で体験することを極力自分の良い感情で受け入れる・・・・ 極端な話、自分自身で何でも都合良く解釈して受け入れる・・・・ 受け入れたものは全て記憶になります。 良い解釈で受け入れたものは全て良い記憶になります。 つまり、ポジティブに何でも受け入れれば全て良い解釈になるということです。 良い解釈で記憶したものは、自分自身の心に良い影響しか与えません。 心にとって良い影響を与えるものから体に悪影響を与えるというものは皆無です。 ========== ■■受け入れ方一つで心は「報酬系」と「罰系」と二極分に■■ 話が飛びますが、みなさんはアロエを生で食べたことがありますか? アロエは非常に栄養価が高く、生で食べると100%アロエの栄養価を得ることが出来ます。 しかしながら、生のアロエは非常に苦くて舌がしびれて不味いものです。(笑) この異常に不味い生アロエを食べて「どう感じるか」で全てが変わります。 「良薬は口に苦し」と割り切り、「生アロエを食べたのだから健康を勝ち取った」と認識する。 これは、体験した最悪の味覚を否定せず、健康を勝ち取ったと認識しています。 この場合、本気で「そういう風に認識」出来れば「報酬系」になります。 しかし、「不味い、不味い! 最悪に不味い!」と思ったら「罰系」になってしまいます。 自分にとって良くない体験・・・・ 五感で掴み取るあらゆる体験・・・・ こういったものの受け入れ方一つで心は「報酬系」と「罰系」と二極分になります。 ========== ■■ポジティブと意地っ張り■■ 何でもかんでも「報酬系」で受け入れられる人、その人が本当のポジティブな人です。 しかも、とにかく素直。勝ちは勝ち、負けは負けと素直に受け入れられる人。 心が負けたら気分転換、体が負けたら休息と、そっこうで判断できる人。 それが本当のポジティブな人と言う訳です。 心が参っている、体が参っている、それなのに「負けるもんか」と頑張ってしまう人。 それは、本当の意味でのポジティブではなく、ただの意地っ張りです。 意地っ張りは身も心も壊してしまいます。 とにもかくにも、世間にはびこる間違ったポジティブに毒されないようにしたいものですね。 いやいや、他人事のように書いていますが、ボクにとっても自分事ですからー\(^-^)/~♪ (●美ちゃんの真似しつつ、おわり。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月18日 15時29分40秒
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