ベネズエラの風
昨日は南米ベネズエラのナショナルデーでした。ダンスカンパニーMUDANZA 素晴らしかったです。今日は1日、自宅で昨日取材した記事をおこし、画像の編集を行っていました。思えば6月の始めに親しくなったルーマニアの音楽家がベネズエラの方で、久しぶりな穏やかで思慮深い雰囲気に嬉しくなりました。 ベネズエラの方と接する度に何だかトテモ安心します。大切なものを忘れない、こつこつと地道な人達。まず何より「言葉」を信じられる。式典で素晴らしい話を聞けました。今までとは一味違う..社会派の心を捉える内容。記者会見の質疑応答で、そんなことが記者にキッチリ伝わっている感動の行方を感じることができました。とにかく良質のエネルギーを発している方で、翌日の今も未だ満たされた気持ちです。そんな報告を現地の記者仲間に伝えていたところ、一挙に今後の取材を現地の報道関係者とチームで煮詰めることになりました。そのキッカケとなったのは昨日のベネズエラ環境大臣のエネルギー。大いに触発されました。おかしいことは、おかしいとシッカリ認め、掲示して前向きに煮詰めていくこと、改革していくこと..そして既に時間が限られていて一刻の猶予もない状況であること。実際に国で何をやっているかも明確に答えておらてました。会場でメッセージをあげるのは簡単です。でも実際、何をやっているか、心がけているか..先日フランス館がそのような催しを行っていました。現代のベネズエラには2003年の事件以来、確固とした歩みとして国民が一丸となって個人の欲=エゴを抑え、社会の成長に徹している人が多いのかもしれません。今まで様々なナショナルデーがありました。それぞれ素晴らしかったです。優劣はモチロンつけることはできませんが、でも今日ほど「自然の叡智」への志や取り組みを心から感じた日はありませんでした。Jaquerine Faria Pineda 大臣、今後の活動、仕事..情報を追っていきたいと思います。そのためには、まずベネズエラを再度、学ばなければ..ですが。親しい方が増えるたびに..日に日に好きな国が増えていきます。今日親しくなったベネズエラのカメラマンと8月取材で広島に行くことになりそうです。3度、広島公演を行っているのですが、毎回どうしても時間がなくて掘り下げることのできなかったテーマがありました。アルゼンチンで、報道の仕事や地方に演奏に伺う度、問い合わせの1番多いテーマでもあります。本を読むだけではなく、撮影を通じて感じるべきもの。