ブエノスアイレスStand Up公演
初めてStand Up公演をみてきました。以前参加していたロックバンドPasado Violentoの音響担当者が役者に転職して参加していたので、撮影を手伝ってきました。彼は映像学校にも入学して、卒業制作のドキュメンタリーの題材になりコラボレーションしました。国会議事堂の前を何十回と歩かされ、申し訳ないけれど作品はイマイチで思い切り編集させて頂いた..。その後、俳優の勉強を始めた彼の公演を見に行ったのですが、意表をつく輝きを放っていました。独特の味わいで観衆をひきつけ、ウッディアレンのようでした。(ほめすぎ?) STAND UP公演はマイクの前に一人立ち、話術一筋で笑わせる..まさに日本で御馴染みのお笑い。話題は様々ですが結構シュールで内容が濃い、思わぬ視点に驚くばかりでした。今日は彼の舞台を撮影してきました。 場所は昨年、公演をおこなったTUNON劇場。詩人ラウルゴンサレストゥニョン氏に惚れ込んだナルシソ店長の経営する店。入り口で「君エセキエルの撮影に来たんでしょう」窓口から話し掛けられました。「なんでわかったの?」「僕は君を知っている、何かのイベントで会ったことがある..」 なんと,3年前ロックフェスティバルAGUANTE BUENOSAIRESに出演した時の司会者がプロデューサーでした。 帰り際には観客から「あなたのCDがほしい」こちらは3年前にダンスカンパニーのゲストで出演した時、話し掛けてくれた人でした。確か、その時にCDを欲しいといわれ連絡するはずだったのですが、忘れていた.. 世の中せまいといいますが、本当に擦れ違う時はポコポコと再会するものですね。 今日の出演者は5人、みんな個性的で面白かったです。今日は特に女性の出演者が良かった。「私の母親はカウンセラー..」日常のささいな出来事を思わぬ視点で突っ込み、掘り下げていく。先日、騒々しい会場で集中に欠けつまづいた話術を学んだ貴重な一時でした。ケラケラと笑っていたら、先日のことは物凄く過去のことに思えました。