ベネズエラ演奏決定
できることなら,,どこかで と密かに思っていたところ、午前中に電話が鳴りました。大使館の文化担当者の方からでした。12時に伺ってお話を,,とのこと。その直後に再び確認の電話が入りました。なんと明日、早速演奏の予定が,, バタバタと大使館に伺って、お食事をとりながら打ち合わせがありました。料亭のような凄い場所で,,長いこと気さくな場所に滞在しているので、なんだか場違いで食事が喉を通らなかったです。なんと,,先日から通いつめていたTeresa carren'o劇場でベネズエラ交響楽団のゲストで演奏を行うことになりました!! アルゼンチンのコロン劇場にあたるような場所です。いきなりそんなに凄い場所にシカモ突然おじゃましてしまってよろしいのでしょうか.. という恐縮な出来事に戸惑いつつ、駆け足で下見を済ませ準備中です。丁度カルナバルがテーマということで白羽の矢がたったのですが,,「花祭り」をベネズエラで,,しかも交響楽団が出演される場で演奏することになるとは,,あまりの機会に正直とまどっています。ここで「踊るチャランゴ」を実行してしまってよいものだろうか,, 紹介していただいたこの流れでは、何よりマズ先方にご迷惑のかからないように、あたりさわりなく進め、失敗なく実行する、そんな任務に近いものを感じるので好き勝手なことはできません。かといって自分のスタイルを崩してまですることもない。でも駄目なら断ればいい、と言い切れないのが今回の流れ。こんなに大きな不安に包まれたのは久しぶりです。夜はジャズ系のライブハウスにつれていってもらいました。丁度この日はサルサのバンドが出演中。本場のバンドのかっこよさに感激しました。飛び入りで演奏することになったのですが、なぜかこの日はチャランゴのラインが機能しませんでした。明日の不安がマタ増えてしまった,, 生で3曲、ドラムの方と共にジョイントで楽しく演奏。初めてのベネズエラの演奏,,個人的には全く納得できない演奏だったのですが,,お客様と店の方は喜んでくださいました。エネルギーの循環はアルゼンチンと変わらない。演奏後の感触が同じなら大丈夫かもしれない。明日のクラシカルな場に向けて一歩安心しました。