冒険ハチドリ
念入りの準備の末、なんとか飛ばすことができました。終わった瞬間の歓声と「ブラボー」でホッと一息、務めを果たすことができました。完成したばかりの1600人収容の野外大劇場Anfiteatro Eva Peronは本当に素晴らしい会場なのですが、、音響ブースと舞台の距離が遠すぎ、、100m近くの階段を行ったりきたり、、舞台裏の控え室も4階建てで1階がステージ、3階が控え室、エレベーターは故障中、、舞台裏から観客席までは地下の駐車場からグルッと回って辿りつくのですが、その距離300mほど、、撮影チームを指揮するために控え室と客席を行ったりきたり、、この過程の末、辿りついた演奏本番。案の定、大きな舞台スピーカーは移動されることなく、まるで大きな石のような存在をかわしての緊急振り付け変更は厳しかったですが、何とか物を壊さず、つまずかす無事終了。唯一悔やまれるのはサポートで参加したパートで音響ミスのため全くチャランゴが聞こえていませんでした。多くのリハーサルが無になる空しさ、、こればかりは何年たっても避けられません。久しぶりに身動きとれない深い眠りにおち、目を覚ますと翌日の午後4時20分。!?今日は剣道講義の日。5分遅刻してしまいまい恐縮、ヒンシュクです。大疲労に包まれつつ、、今回は正直いろいろ厳しかったですが、とても有意義な苦労でした。何より舞台で感じた多くのこと、次のことに向うための大きなパワーをもらった気がしています。後ろは振り返らず、前進あるのみ。舞台で夕日を見ながら誓ってきました。大きな冒険、無事終了。Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano