10周年 aniversario 10th con danza charango
2001年の8月、ちょっとした勘違いで初めて訪れたバレエ教室、受付の方に薦められ先生と面接、それから気が付くと丁度10年。全く基礎のない状態で始めたダンス、振付の指導は即バレエレッスンへの参加となり、撮影のコラボレーションから授業料免除、様々な物語を垣間見つつ伸び伸びとバレエ教室で過ごしてきました。 新しい10年の始まる前に先生に御挨拶、エクアドルの「ハチドリコーヒー」を持って日曜日、先生の御宅に伺いました。「あなたは本当に日付をよく覚えている」と感心されましたが、これもそれも、、こうしてブログで日々を綴っていると全てのことが自動的に記録されていて、振り返ることで忘れていた日々の積み重ねや御恩を思い出すことができます。先生は経済的に困っている多くの生徒に授業料免除どころか、自宅に住まわせレッスンを行い多くの生徒を前進させてきました。ところが皆十分に利用して、その後は感謝どころか時には盗難、成功しても挨拶もなし、、その度に悲しんで泣いている先生。晴れた日曜日にレコレタ墓地を散歩、物凄いお墓ツアー専門の方がいらして、素晴らしい歴史談義を行って下さいました。その方の話に惹かれて多くの方が彼について回ったのですが、最後に謝礼を渡す場面で観衆は一気に立ち去ろうとした瞬間、先生と目が合いました。二人であからさまにお札を出して、皆が謝礼を渡す流れを演出、それでも去っていった方は大勢いました。「何故、人は人の真心を評価できないのだろう」 今となっては大の親友となった先生。そんな闘いもキット先生と通ずるもの。踊るチャランゴにイタリアから招待が届きました。何時の日か暮らしたことのあるスペインを考えていたのですが、、ラテンアメリカに集中していたので、少し戸惑いつつ、、現在ブエノスアイレスで行われている環境に関する映画フェスティバルで価値観を広げているところでした。新しい10年、、あらためて冒険。環境映画フェスティバル(予告編をみているだけで視野がひろがります)http://www.greenfilmfest.com.ar/buenosaires/index.html佐野まり