音楽の和 Mari Sano y Nathalie Gampert
特別な共演になりました。出会いは2007年、彼女の誕生日に到着したのがコロンビアの始まりで、末永くメールを通じて交流も続いて、今回ようやく共演の道を模索することができました。今日の集中したリハーサルで全体の構成を作ることができたので、後は音響、証明、もろもろの部分を舞台で調整するのみ。 Jazzフェスティバルの審査員でもある彼女の、きめ細かい楽曲と徹底したアレンジに心打たれています。リハーサルをしていて今までになく厳しく楽しい一時でした。 演奏する楽曲は全てオリジナルのインストで構成、お互いが作曲に徹しているので曲を煮詰める際に曲自身の方向性を損なうことなく、実にスムーズでした。 コロンビアでの仕事の厳しさを知る彼女が、今回の公演の演出に本当に驚いていました。振り返ってみると多くの偶然が重なって、現在の奇跡に至っているのですが、決して容易ではなかった厳しい日々も、このリハーサルを終えてみると今となっては愛おしく思える。彼女の出身、スイス大使館の方々も訪れてくださる事となり、歴史に残る共演の機会をになりそうです。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango