Dia de Ecuador en Buenos Airesブエノスアイレスでエクアドルの祭典
約2週間前、エクアドル大使館の文化担当官 Nellyさんより帰国日が決定したことを伺いました。2008年より5年間に渡って、ブエノスアイレスでエクアドル大使館との多くの機会が重なっています。 初めての機会はCooperacion 文化センターでの「Amistad del Colibri ハチドリの和」公演。エクアドルから帰国して即、エスメラルダについての御相談でエクアドル大使館に伺ったのがキッカケで、エクアドルコミュニティーを代表するエスメラルダ出身のブエノスアイレス在住 Freda Montano さんを御紹介頂き、アフロ系ダンスと饗宴が決定。当時ブエノスアイレスに滞在していたキトの名ギタリストMauricio Proano、舞踏ダンサーSofia barrigasと共に制作。その特別公演のDVDも制作され、2009年にエクアドルの音楽フェスティバルの招聘で再びエクアドルへうかがった際にキトの国立映画館で上映。 2011年、2012年と引き続き映画上映でエクアドルに向かい、国立合唱団との制作に至るまで・・途切れることない「エクアドル物語」。映像・公演「ハチドリの和」(一部)Centro Cultural Coperacion Nellyさん帰国前の大仕事、ブエノスアイレスで初めて行われるエクアドル文化イベントに、始まりの機会における記念として、特別ゲスト出演することになりました。フレダさんが20年に渡って重ねてきたエクアドル在住者のための祭典の夢。光栄な機会ではありますが少々戸惑いもあります。外国籍ゲストとしての立場を見極め、フレダさんの支持に従って、パレード、そして舞台での饗宴の模索。個人的にはエクアドルにおける最期の機会かもしれない・・という決意に近い舞台に臨みました。文化担当官 Nellyさんのブエノスアイレス最期のオーガナイズ、すばらしかったです。当日は本当に多くの方が訪れ大盛況、歴史的な1日となり、個人的には衣装を外すことなく、ただただハチドリに徹しました。全て終わってから、ほぐれる交流にホッとしています。 エクアドルとの5年に渡る物語、喜び以上に厳しいことも多かったからこそ、継続の道程が刻まれたような気がします。 エクアドルに限らず、ラテンアメリカでの機会は全てにおいて決してスムーズにはいかない・・移民大国の多様性社会ならではの、人々の複雑な心境、嫉妬など・・大きな壁と山を乗り越えた末、人々の「笑顔の承認」に何とか辿りつく・・ とはいえ、辿り着いても再び振り出しに戻り続ける。 そんなラストステージを写真家のSilvina Di Caudoさんが記録してくれました。当日の映像・ブエノスアイレス文化庁撮影佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical