ワールドカップ2014余韻 repercusión de Mundial 2014
翌日、アルゼンチンの代表選手が帰国。オフィシャルな歓迎会がオベリスクで行われる予定だったのですが、昨日の惨劇の後・・予定変更,中止となり、飛行場到着後、選手は公の場に出ることなく大統領の前で放送を通じての挨拶に留まりました。ベスト8に残った国で公の歓迎会なしはアルゼンチンのみではないでしょうか・・ 情報が交錯していたためオベリスクで待っていた人々、遠くから駆けつけていた人々もいたそうで気の毒でした。唯一エセイサの飛行場近くに駆けつけた人々は選手を乗せたバスを取り囲むことができたようで、空から撮影された光景は感動的でした。 この歓迎会のため通りは閉鎖されていて、7月9日大通りはガランとしていました。自転車で悠々と通過するのは初めて・・貴重な機会を撮影。「ゴールキーパー」な気持ち。親しい方との緊急マテ茶会に駆けつけるため外出。全てを目の当たりにすることになりました。壊された多くの店、劇場の前を通過・・あらためで惨劇の酷さに愕然。優勝できなかったことも時間がたつほど悔やまれるようで、空元気だった昨夜から一変、皆さん悲しそう、、その上で見るこの街の状況、歓迎会の中止、歓喜から一気に急降下。救いようのない停滞ムードが漂っていて・・「もし勝っていたら」なんて無駄なことを想像してしまいます。「アルゼンチンが勝っていたら」・・まずブラジル国家の痛みは想像を計り知れない。放送で何度か見ましたが、ドイツのゴールが入った時のブラジル大統領の喜び様は頷けます。立場なしな状況になってしまうので、逆の立場になって考えてみれば、それだけは威信をかけて避けたかったのは当然。審判がペナルティをとれなかったのも納得。そんな厳しい状況の中での1-0での準優勝の重み。4度目の優勝というドイツの歓迎会の様子も少々放送で見ましたが、本当に盛大な歓迎会でした。その後これまでの世界の優勝回数が表示されていたのですが、なんとブラジルは既に5回優勝していてダントツトップ。そんなブラジルの7-1惨敗の意味もシミジミ・・終わってから気がつく様々な「重み」。2018年のワールドカップ開催国はロシア・・きっと全く違ったものになることだと思うのですが、次回は何処でどのように見ることができるだろう、、佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango