葬儀に参列 Okuribito en Mexico
メキシコの葬儀は名曲Cielito Lindo を元気に合掌して明るいものだと思い込んでいましたが、、限りなく静かで涙でイッパイな一時。牧師さんによるセレモニーの後、お墓へ向かい納棺。ハリウッドの映画で何度も見てきましたが、親しい方が土の中に入っていくのを目の当たりにするのは衝撃的です。とはいえ確か御家族との団欒で話したことがあったと思うのですが、日本の火葬場で御骨をひろうのとは比べ物にならない、、セメントで固められていくのを見て、なんとなく閉じ込められてしまうような感じもしました。お墓はアルゼンチンのチャカリータと同じく、トテモトテモ大きくて・・多くの天使が魂を守っているように立っていました。翌日から9日間は決まった時間に皆で揃って祈りを捧げるそうです。 それにしても何処でも同じですが葬儀場の素晴らしい御殿、値段の見える各会場の格差、そしてココゾという時に使用する霊柩車、スタッフの皆さんの事務的でビジネスマンな佇まい、、亡くなった方と御家族の方で初めて見に行った映画が奇しくも「おくりびと」で、帰り道に「覚えてる?」「そうそう正に、、」とシミジミ。最期の主人公が父親を整える場面で皆で大泣きしたことを思い出しました。 それから毎週・木曜日に「はちどり映画クラブ」を開催、多くの映画を皆で見たことも懐かしい・・ 御家族の祈りの機会に参加したく思っています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango