ローリーアンダーソン講演 Laurie Anderson en UNAM
数日前にメキシコにいらっしゃる情報を得てからソワソワしていました。彼是11年前、愛・地球博で初めて舞台を見ることができました。噂には聞いていたのですが、実際に生で見る存在感に圧倒されました。映像、そしてパフォーマンスで創りこまれた彼女自身が作品の全て。今回は楽しみにしすぎて1日早く行ってしまったほど、、そして当日は1番乗りで並び2時間近く開場を待っている間に2番手でやってきた子と仲良しになりました。Dani Winehouceさんは現役の芸術学科の学生ですが、実は歌手・アーティストでもあり、現在ファーストアルバムを制作中だそうです。素敵な出会いになりました。彼女は両親がローリーアンダーソンの大ファンで幼い頃から彼女の作品を聴いて育ったそうです。仕事で御両親はこれなかったそうですが、彼女は家族代表できていたようです。少し話してみて、舞台における表現の部分で、通ずるものが沢山あって即仲良しになりました。ローリーアンダーソンは作品の舞台裏や詳細を非常に細かく語ってくださいました。繊細で深い彼女の声を聴いているだけで宇宙空間へ連れていかれるような、、今日は同時通訳で彼女の話をタップリ聞くことができたのですが、通訳者の声がアマリに違いすぎ、、で残念。アーティストの同時通訳の場合、できるなら同じ波動を保つ、声やテンポの通ずる方を選んでほしい。とっても気になったのは、犬についての映画Hart of the dogを創られたとのこと・・きっと普通の映画でないに違いない。メキシコで何時みることができるのか・・大学の話だと今回のメキシコ講演はイントロダクションとのことなので、、きっと再び機会が近いうちに訪れそうな気がしています。話は前後しますが2004年のバラデーロ音楽祭に出演した際にクラリン新聞で「フォルクローレ界のローリーアンダーソン」と紹介して頂いて、、正直その頃はローリーアンダーソンのことを知らず、今となっては光栄すぎる恐れ多い記事ですが、こうして機会があるごとに山を見上げ勇気をもらいます。大事なのは自由に想像に徹し、創り続ける事。 本当に講演を聞くことができて良かった。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango