感動2本 cineteca nacional dos peliculas emosionante
どうしても今週中に見極めたい、、最終公演とハバナでの撮影の編集。ふとインターネットでハバナにまつわる映画が上映されていることを発見。国立映画館Cinetecaに駆けつけました。いつ来ても、この場所は広大で活気があります。10部屋で同時に映画が上映されているので、ふらりと訪れ見る映画を探す人々、、5つのチケット売り場があるので大行列に至らず、、本当に素晴らしい映画館です。 Ultimos dias en la Habana(ハバナでの最期の日々)Fernando Perez監督による作品。3度に渡る渡航で親しんだハバナの日常の景色満載。キューバ独特のスペイン語、そして魅力的な登場人物、衝撃的な最期の場面、、とにかく映像が美しく、何度も見たくなる素敵な景色の数々。撮影の方のセンスが素敵でした。このあとKubrickの特別展を見るつもりだったのですが、あまりの感激にそのまま帰ろう,, ふと映画上映の後に監督の話を伺える特別企画(無料)のおしらせを発見、、なんとなく会場を訪れるとニュージーランド映画祭初日に挨拶されていたDana Rotbergさんの映画Mentiras Blancas (White Lies)。何度も見ようとしていたのですがスケジュールが合わず、、気が付くと映画祭は終わってしまった映画に遭遇できるなんて・・「これはどうしても見なさい、ということ?」 と自己中に解釈しつつ、この偶然に感謝。想像以上に映画はハードな内容でした。ハバナの映画と同じく映像が素晴らしく、監督曰く光の魔術師といわれる、監督自身が惚れ込んでお願いした撮影技師 Alun Bollinger氏の神業とのこと。役者さんもニュージーランド超一流の女優さん達 (Antonia Prebble, Rachal Houce, Whirimako Black) の熱演、、登場人物すべての皆さんに打ちのめされました。Antonia Prebble演じるRebecca の妖精のような佇まいとはうらはらに、悲惨すぎる生い立ちと数多くの衝撃的な真実、そしてコチラも驚きの最期に呆然、、哀しすぎる結末に「ほかに終わりは考えられなかったのでしょうか」と監督に思わず訪ねてしまいました。監督曰く「彼女に唯一残された選択」・・とキッパリ。この結末だからこそ、社会に残すメッセージがより強力になるのでしょう。数日この2本の映画のことを考え続けていそうです。予告編 Ultimo dias en Habana https://www.youtube.com/watch?v=V3EfRblNJagMentiras Blancas https://www.youtube.com/watch?v=E3Xskgs4Hnk