さよなら携帯、盗難事件発生の巻 Adios Celular since 2015.11.17
3カ月の「羽ばたき講座」、そして45年に及ぶ「はちどり物語」の集大成、Ultimo Colibri ラスト・ハチドリ公演終了後、余韻に浸ることなくヒタスラ手続き。既に調査と調整を経ていたのですが、全ては間違い、勘違い、、手続きはアッサリ却下され、呆然としつつ・・別の道程を模索して右往左往。残りの日取りは僅か1週間弱。相談も兼ねて入国審査の警察へ向かう途中、バスの中で目の前で演説が始まりました。「コロンビアからエクアドルに子供3人を連れて仕事のためにきたけれど、騙されてしまい露頭に迷っています。子供に食事を与えなければいけない・・助けてください」 僅かですが小銭を準備していると背後から「すいません、時間わかりますか?」 時計を確認、時間を伝えた僅かな間にカバンの中から小銭入れと携帯を抜かれました・・ 一瞬の出来事でマルデ魔法、キツネにつつまれるというのは正にこのこと。 呆然としつつ, 次のバス亭で降りて冷静に考え「きっと携帯は自宅に忘れてきたに違いない・・」と戻って確認、盗難明確。 盗難多発バスECOVIA では特に気を付けていたのですが、ビザ更新の不安と過労状態で一瞬の隙が発生・・ 今となっては数日前のことが全て夢のように思えます・・初めてのスマートフォン(2015年11月17日購入)、よく旅路に付き添ってくれました。確か携帯を盗まれてしまった作家の方に付き添って調査をしている際に購入を薦められ、「化石」といわれる古すぎる携帯から思い切って更新。 付き添ってお手伝いするはずが、逆に大いに助けて頂いてメキシコで日本語対応できるものを整えることができました。4年以上の良きパートナーを失って呆然。何より中に入っている記録が大事。幸い写真や映像はパソコンに移動してあり、連絡先はSIMカードを手続きすれば恐らく入手できるはず・・何より親しい友達のように思える「携帯」自身に申し訳ない気がします。ビザ更新もできず、携帯も盗まれ、、スッカリ闘志を失って即、メキシコに戻る航空券を手配。エクアドルでの日々は思わぬ形で幕を閉じることになりました。早速、市内のマーケットで中古携帯を購入。盗まれたものと同じ機種は僅か30ドルで取引されており絶句・・少し新しめの以前、母にプレゼントしたものと同じ機種で再開。 一枚目の自撮りタイトル「迷い鳥」 たった1日の出来事で全てが変わってしまう・・佐野まり http://www.facebook.com/danzac harango