メキシコ献血の夢 Mi Sueño, donacion de sangre en Mexico
入院している子供達に「羽ばたき」を持っていく直前に、連絡をとっている病院関係者の携帯待ち受け写真に「血液が不足しています」の画像があり、非常に血液が不足している事情を知りました。コロナの治療でも血液は使用されているので、不足は半端ないものらしく・・ それなら持っていくついでに献血を提案。日本での経験とはカナリ違い、3時間程かかりました。現在の状況もあって徹底した検査と衛生面での体制がとられている事もあると思います。血小板が特に足らないとのことでしたが、その提供のためには血管が太くてはいけない条件があり、私の場合は血管が細く「対象外」となったため通常の献血400mlとなりました。体重、身長を図った後、面接。学歴、職歴、性生活に至る非常に細やかなセッションの後、検査のための血液を右腕から採血。控室で30分ほど待機後、名前を呼ばれ登録の手続き。そこでは住所と電話、名前と生年月日の確認を行い、献血シールが完成。それを持って再び控室へ。再び待つこと30分ほど、この日の提供者は6人。皆さん御家族が入院や手術の必要があり、その交換条件として献血をしなくてはならない方々でした。(必要な血液を確保するための最低限の義務)ようやく献血本番が訪れ6人で大部屋へ。そこには8つの献血ベットが並んでいて、手と腕を石鹸で洗って指定されたベットに横たわり、採決はあっというまで10分かからなかったと思います。献血が終った後は御食事を頂いて、そのあと再び面接。再度、様々な条件を確認後に解散。義務で来ていなかったことからでしょうか・・感謝状を病院から頂きました。お馴染み最寄りの食堂Noctuamで栄養補給、無事復活。お世話になっているメキシコで献血を行うのは、兼ねてからの夢でもありました。思わぬ形で夢が叶っただけでなく感謝状も2枚頂いてしまい・・(1枚は献血課、1枚は羽ばたきをお届けした福祉課) しかもこれで終わりではなく、5日後に検査結果の詳細も頂けるとのこと。もし血液に問題があると、おしらせの電話がかかってくるそうです。至れり尽くせりで恐縮・・ こういうときにシンプルに何かできることがあるとしたら「献血」 世界中で足りていないはずです。その際に注意点が一つ、、マスクを二重にされている方は1重、もしくは外した方がいいと思います。(二重マスクで酸欠ダウン・・)佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical