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カテゴリ:トルコ
パンデミック以来、機会を失っていた日本一時帰国。驚くほど航空券の値段が上がって途方に暮れていたのですが、ふいに大セールのお知らせがあり以前と同じくらいの値段で渡航可能な「トルコ航空」Turquish Airline登場。もちろん直行便ではなくイスタンブール経由48時間ではありますが、なんとスーツケース2個の持ち込み可能とのこと。「これは決まり」とばかり春の桜シーズン4月末から5月末までの手配を検討、これだと桜が見れるシーズンですし、母と弟の誕生日に滞在が可能なので久しぶりの帰国に最適。
ところが丁度、手続きを行っている際に「被災地ボランティア募集」の情報を目撃。2015年に遅ればせながら東北へ伺う際にお世話になった「愛知ボランティアセンター」が、どこよりも早く先駆けて現地に入る準備を進めているとの事、既にバスで被災地に向かう日取りも決まっていました。13年前、アルゼンチンに滞在中にテレビで見た東北震災の模様に呆然。私の家族を心配した南米関係者より一斉に連絡が入り、様々な情報の確認を求める声や依頼の中、日本には辿り着けませんでしたが居住地アルゼンチン最寄りラプラタ市での洪水被災地へ駆けつける事ができました。当時は辿り着くことができませんでしたが、今回は可能。1番早い4日後のトルコ航空の往復に切り替え、3日程の準備で一気に乗り込みました。 久しぶりの家族再会な一時帰国は「出来ることを可能な限り」という目標に変わったため、日本の友人や関係者に連絡をとることも、事前にメキシコの関係者に知らせる事もなく、黙って渡航、黙って帰国、現在に至ります。 話は超前後しますが、そんな日本滞在での日々をメキシコに戻った今、ふりかえりつつ御報告させて頂きます。 早速ですが初めてのトルコ航空は特別でした。受付の対応が非常に木目細やかで、搭乗前に名前が呼ばれ何事かと思えば、出国手続きの確認。そこまで気にかけて頂いて恐縮な限りです。機内の御食事レベルも回数も断トツでした。何よりトルコの最新音楽に衝撃、物凄い音楽レベルと達人な音楽家の方々の存在を初めて目の当たり。 乗り継ぎ「イスタンブール空港」ではパスポート手続きで1時間のインターネット接続が可能なのですが、なぜか10分で接続が切れてしまい問い合わせると、アテンドして下さった方が御自身のパスワードを下さって無事接続。全てにおいて木目細やかで優しい対応のトルコの方々。すっかりトルコ航空とトルコのファンになってしまいました。正に「おもてなし大国」な佇まい、、そんな体験を忘れないように手帳にはトルコ航空のシールなど張り付けて心に刻んでおります。 佐野まり Facebook Mari Sano Aleteo Instagram amistadmusical お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.22 02:26:22
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