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カテゴリ:自閉姫との事
土曜日の文化祭ではご機嫌麗しくはつらつとした次女だった
翌日の打ち上げ会 (我が家での茶話会なんだけど) も非常に盛り上がり ああ、青春してるなって感じで私も嬉しかったのだけれど・・・ 昨日の夜からなんだか雲行きが怪しくなって 部屋に入ってくるなとか、いちいち同じ事言うなとかトゲトゲモードに突入 調子が悪いなら早く寝なさいよと声だけかけて放っておくと 11時過ぎてから私のところを覗きに来た 「もう!こんなに悩んでるのに!」 と聞こえよがしに言うので どうしたのか尋ねるのだけれど何も言わない 「被害者になった?」 「違う」 「加害者になった?」 「違う」 「学校のことで何か忘れてた?」 「忘れてない」 「人間関係?」 「違う」 「明日すぐ困ることなの?」 「明日じゃない」 「いつなの?」 「判らない」 「その件で大変なのは誰?」 「私だけ」 「その件で迷惑する人は?」 「私だけ」 「そのことを誰かに相談したい?相談したければセッティングするよ」 「誰も信用できない」 埒が明かない・・・ 「もういい。もう何がどうなってもいい」 とまで言い出した 本日はここまでと思い、部屋から退散しようとすると 「私なんて!みんなから厄介者だと思われてるんだ 勉強も人付き合いもできないって思われてる!!」 へ? 勉強の苦手な自分を丸ごと認めているように思えて仕方ないんだけど? 考えてみたら次女が初めて ”勉強できないとヤバイかも”って口にした瞬間なんじゃなかろうか そうは思っても努力は嫌いなんだけど でも人付き合いで、なぜ今嘆くのか? 文化祭、打ち上げと大いに盛り上がって 「私の友達ってみんな素敵でしょ!」 と自慢していたばかりなのに とにかく冷たい牛乳(ここはホットだろ?と思うけど次女は不可)を飲ませて なだめて寝かせた 案の定、今日は休んだ 仕事から帰ってきても、相変わらずこの世の終わりのように落ち込んでいるので 茶話会にもやってきたヲタク少女に電話 「うちのヲタクがこの世の終わりのように落ち込んでるんだけど 何か心当たりがない?」 「特に無いですけどね~。茶話会の日にネットが繋がらなくて残念そうだったこと以外は 私も何も知らないです」 「君ちょっとボランティアしてくれない? オバサンからの電話は無かったことにして、次女に電話かけて欲しいんだけど」 「今から塾なんで・・・でも私より適任者がいますよ」 次女が交換日記をしている子のほうが影響力があると言う 私がそちらの電話番号を知らないのでお願いすると その子から依頼をかけてくれるという。大感謝 程なくして影響力の君から電話 テレなのか、なんなのか いつもよりぶっきらぼうに話していたが、悪い気はしていないらしい つま先がちょっとだけ踊っていた そこから夕食作りを手伝わせるうちに次第に表情が緩んで 大好きなほうれん草の胡麻和えとお味噌汁を作り終える頃には いつもの次女になっていた 「明日は学校行くから」 「そう。行けるんだ」 「もう鬱終わった」 鬱でしたか・・・終わりましたか(泣)・・・ まぁ、来し方行方に不安を感じることも悪くないと思う 不安を取り除くために努力が有効だってわかることに繋がるから でも鬱っ気があると努力より絶望方向に引っ張られやすいので 今後はその辺に注意かな 14で絶望すんなよと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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