この季節は気温の高低差や湿度の極端な変化で身体に変調を来すことがあります。特に目立つのが「ひざ痛」とそれに伴う「腰痛」です。膝関節痛は東洋医学では脾経と関係しています。脾虚という状態になると膝関節に力が入らなくなり痛みが出ることがあります。そして脾・胃経というのは湿度ととても強い関係があります。この季節は乾燥状態が続いたりしますし、その内に雨が強く降って急に湿度が上がることもあります。この湿度変化に脾・胃経が弱って膝関節痛が発生したりします。膝関節そのものが悪くなっているわけではないので整形外科のお医者さんに行っても湿布薬が処方されるくらいになってしまいます。
身体全体の調整が結局ひざ痛を改善する一つの方法になるのですが、なかなかそこに気づいておられる西洋医の方はおられません。痛み止めと湿布薬でごまかすしかないわけです。もちろんこの原因だけが決まっているわけではありませんのでご理解ください。腰痛のほうは脾・胃経が弱ることで大腸経も弱るので腰回りの大腸経の反射区が力が入らなくなって腰回りの筋肉に変な力がかかって痛みになるようです。
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最終更新日
2024年05月20日 05時57分16秒
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