ヨモツヒラサカとゲド戦記には共通したイメージがあります。死後の世界と現界との境界線です。ヨモツヒラサカは島根県の米子市の近くに在って先日行ってきました。その時に現地で感じたものが何だかどこかで知っているような感覚だったのですが、その時はわかりませんでした。けれど先日お客様の氣視をさせていただいていてヨモツヒラサカが出てきたときに「ゲド戦記」の中に描かれていた「あの垣根」と「あの塀」と同じだと気づきました。
ゲド戦記は宮崎吾郎監督作品のアニメ映画ですが、原作はアーシェラ・K・ルグインのゲド戦記シリーズになります。第一作の「影とのたたかい」の中から出てきて何度か描かれているのが死後の世界と現界との境界にある「石垣」です。そんなに高い塀でもないけれど決して超えることが出来ない塀として詩的にほの暗く描かれています。
あの石垣とヨモツヒラサカはとても似ています。雰囲気が、纏っている空気感というか存在感が同じです。西洋と東洋、全く違う文化圏で同じ描写になっているのがとても興味深いですね。
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最終更新日
2024年07月27日 06時07分57秒
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