カール・セーガンという科学者の方が書かれた「コンタクト」という長編小説を読み返しています。内容は地球外生命体からの電波を電波望遠鏡を使って探し出す国際プロジェクト「SETI」に関する空想科学小説です。ジュディ・フォスター主演で映画化もされました。DVDも持っています。地球外から送信されてくる電波を初めて受信するシーンで最初の情報は「素数」でした。素数というのは1とその数字だけしか割り切れない数字を言います。宇宙人が地球に送ってくる情報として知的水準を確認し、こちらにも知性があると知らしめるために一番わかりやすい情報が「素数」だったわけです。セーガン博士にとってはこれは必然だったのかもしれません。お話は送られてくる地球外の情報が信じてよいものなのか、神学的・軍事的な疑惑が様々に沸き起こり、その情報が特殊な移送機械の設計図だったものですから、地球人たちは大激論を繰り返すわけです。これ以上はネタバレになるので書きませんが、「素数」が送られてくる・・・これだけでSFファンは萌えるわけです。1・2・3・5・7・11・・・・。
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最終更新日
2024年07月29日 05時53分52秒
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