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開高 健さんは私の好きな作家のお一人です。この人の「白いページ」というエッセイ集を読んだときは衝撃でした。確かどこかのダム建設現場の厳冬期の留守番のアルバイトをしていての名もない湧き水だったか、山からの流水だったとの出会いのシーンが描かれていて言葉が本当に玉のように迸る感じで、澄み切った透明感が文字から伝わってきて凄かった記憶があります。
その後この方の釣り紀行の著書を読み漁り、ますます開高節にはまっていった過去があります。確かサントリーの広告宣伝部門にもおられた方で芥川賞作家でもあります。言葉の使い方も生き方も人並ではない方だったように思います。何だかいつもモンゴルの草原に馬と一緒に立っている姿が思い浮かぶような方のように感じていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月30日 06時07分19秒
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