こんばんは

今日もほんと暑かったデスね～
セミはもう鳴いてませんケド、入道雲がまだ出ていマシタ。
来月一杯は、暑さが続くとのコト…
皆さま、お身体にお気をつけください

今日は、以前から素朴に疑問に思っていた、
オーガニック化粧品の定義について、
綴ってみたいと思いマス。

皆さまは、オーガニック化粧品、と聞くと、
まずどんなイメージが湧くでしょうカ？
ちなみに、私はこんな感じでした。

　普通のコスメより、なんだかお肌に優しいような気がする
　天然・自然の成分しか使ってなさそう
　でもお値段高そう（というか、実際お高いのもありますよね？）

…あくまで、過去の私の認識です、ご了承ください。
今回は、今のオーガニック化粧品市場を探ってみたいと思った次第です。

まずは、手近なところで、
楽天市場さんには、どんなオーガニック化粧品があるのでしょうカ？

（…楽天市場へ…何か思い出して戻ってきまシタ…）

ここで、「オーガニック」とは、どういう状態を表しているのか、
確認しておきたいと思いマス。
ミジンコ頭なりに要約すると、

オーガニック…
　化学肥料や農薬に頼らず、
　肥料をやるとしたら自然の肥料をやったり、
　害虫を駆除するなら、天敵を利用したりして作物を育てる、
　（堆肥・生物などを利用するのデスね）という、
　健康で安全な農作物の栽培方法。

だそうです。
日本語の「有機栽培」に近いのかもしれませんが、
それよりもっと広い意味合いのようデスね。
ちなみに、日本で「有機栽培」と銘打てる農作物は、
３年以上無農薬・無化学肥料の土地で栽培された農作物であること、
なおかつ、農林水産省が認めた認証機関の審査を受け、認められた農家だけが、
「有機栽培」のマークを、農作物に付けることができるのだそうデス。

なにせ、化学的なモノを使わずに作物を育てる方法、なのですね。
そして、コスメでそれを銘打つからには、
化学的なモノを使って育ててはいない、植物などの成分からできたコスメ、
と、解釈してもよいかと思うのデスが…

では、この状態をミジンコ頭に置いて、もう一度…

（…楽天市場内サーチ中デス…）

…なんだか、オーガニックとは、あまり思えない普通のコスメ？も
検索でひっかかってくるのは、気のせいでしょうか？
だってですね。
　「オーガニック＊＊＊を使用しています」
って…
そこだけオーガニックかイ！　とツッコミを入れてしまいましタよ？
いえ、これは検索の仕方が、よくなかったのかもしれませんケド…
おお、ようやくそれらしきコスメを発見しましタ。見てみましょう。

…
んん？
ちょっと待ってクダサイよ？
オーガニック化粧品に、なにゆえ合成界面活性剤が入るのデスか？
「ポリステアリン酸スクロース」という合成界面活性剤が入っている、
とあるオーガニックコスメを発見しましたヨ？
むむむ…これは…植物系の合成界面活性剤ならよい、というわけデスか…？

そうならそれで、まだいいのデスが、
（個人的には、合成界面活性剤が入っているという時点で、納得しかねるのですが…）
合成ポリマーは、よいのデスか？
「合成」って、明らかに化学のかほりがしますけど？
ここで、
「合成ポリマー」トハ。
ミジンコ的に申しあげるとしたら、化学的に作られた膜のようなモノ、
と言えるでしょうか。
ミジンコ頭で申し訳ないですが、例えてみましょう。
お肌にラップを貼るようなもので、お肌はつるっとしますが、
そのかわり、お肌の内側から出る水分や皮脂も閉じ込めてしまいマス。
熱いお料理を入れた器に、ラップをかけたとこを想像してみまショウ。
しばらくすると、ラップの内側に水滴がついてきますよね？
コレと同じような現象が、お肌で起こるわけです。
器に入れたお料理は、ラップから離れていますから、まだいいでしょう。
でも、お肌の場合は、ラップが常にじかにくっついている状態デス。

…あまりお肌によろしいとは言えない成分デスよ？
これって、思いっきり化学に頼ってるんじゃあないんでしょうカ？
いえ、ここで、
　「化学のチカラを使った植物の成分は、使っていないですよ」
とか言われたら、
「そうですか…」
と、引き下がるべきなのでしょうか？
たとえそうだとしても、私としては、なんだか納得できませんヨ？
「オーガニック」と「オーガニック化粧品」の定義は、
どこか違うのでしょうか？

序盤でかなり長くなってしまいましたが、
今日はこのへんで、キーを止めたいと思いマス。
ミジンコ頭が、混乱により疲労を訴え始めマシタ…
次回は、オーガニック「化粧品」の定義を、
調べてみたいと思います。
これは、想像以上に手強そうです、オーガニック化粧品。
…
その前に、遅くなりましたが、歯磨き粉も調べマス♪

長文におつきあいくださり、ありがとうございました。
明日もよい日・よいお肌でありますように！

参考文献
　自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典（メタモル出版　小澤王春氏著）
　↓お盆休みに、とうとう私の元にやってきまシタ
　↓こちらも、コスメトリビア好きには、たまらない一品デス
　化粧品成分用語事典（2006）（中央書院）

参考ＨＰ
（ほぼリンクしておりませんが、興味がおありの方は検索等でお訪ねください）
　成分チェック.comさま
　「オーガニック・ロハスカフェ／レストランガイド　きのまま」さま
　「石川県加賀百万石ほんだ農場」さま
　「スローコスメ・無添加化粧品コレクション」さま

大変勉強になりました。いつもありがとうございます。
自分なりに理解し、自分の言葉で書いたつもりですが、
不適切な点等ございましたら、ご指摘ください。


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