カテゴリ:コスメとコスメ世界のささめごと
こんにちは
昨日は、私用で更新できませんでした。 遊びにいらしてくださったみなさま、書き込みしてくださったみなさま、 かわり映えない内容でごめんなさい。 現在、コスメ(中心のはず)ブログにもかかわらず、 歯磨き粉のことに脱線していますが、宜しければおつきあいください。 今回は、歯磨き粉の成分を調べていた中で、「!?」と思った成分 「フッ素」について、判った範囲内で、綴ってみたいと思いマス。 「フッ素」とは。 元素記号「F」で表される、原子番号の中では9番目に位置する物質です。 高校時代、「これだけは覚えなさい」 という化学元素記号の中に入っていたかと思います。 「♪すいへいりーべぼくのふね~(以下省略)♪」 っていう歌、覚えされられませんでしたか? あの歌の「ふ(F)」に当たりますネ。 (ちなみに「ふね」の「ね(Ne)」はネオンという物質だそうですが …すみません、触れないでおきます) 歯とのかかわりは、フッ素化合物(「フッ化物」というそうです)として、 「フッ化ナトリウム」「モノフルオロリン酸ナトリウム」などという化合物が、 歯磨き粉に配合されていたり、 低い濃度の、フッ化ナトリウム溶液でのうがいや、 歯科医院での、フッ化ナトリウム溶液(濃度は2%以下に限定)の歯への塗布が、 虫歯予防に使われていたりするそうデス。 また、インターナショナルに見ると、一部の国(38カ国という情報がありました)では、 水道水へも 「ヘキサフルオロ珪酸ナトリウム」などといったフッ化物が添加され、 多数の住民の虫歯予防の対策にいるそうです。 と、ここまでは、ウィキペディアさんで勉強させてもらった内容ですが、 (「♪すいへいりーべ~♪」は、私のミジンコ記憶デス) フッ素(フッ化物)は、合成界面活性剤以上に、 意見が真っ二つに分かれているようです。 まず、私が 「え?フッ素って危険なの?」 と知ったのは、 歯磨き粉について調べていたときに、次のような情報を拝見したからデス。 アメリカでは、大抵の歯磨き粉にフッ化物が配合されているそうなのですが、 その歯磨き粉の裏に、 「もし、歯磨きに使う量以上の量を間違って飲み込んでしまった際には、 すぐに医療機関や、毒物管理センターに連れていってください」 というような内容の、警告が書かれているものがあるそうです。 「歯磨きに使う量以上の量」はよくわかりませんでしたが、なにせ、 「フッ化物って、一定の量以上を摂ると、 そんな急に病院に連れていかなくちゃいけないほどの、毒なわけデスか?」 と思ったわけデス。 その一方で、アメリカの多くの地域では、 水道水に、先ほど書いたフッ化物が添加されていたり、 子供用に売られているミネラルウォーターにも、 フッ化物が添加されていたりしているそうで、 こうなると、 「そんな警告まで書かれるような成分を、低い濃度かもしれないけれど、 毎日口にしていても大丈夫なのか?」 という疑問が湧くのは、もっともかと思います。 そこで、フッ素(フッ化物)の危険性を指摘しているサイトさまを訪ねてみマシタ。 …ちょっと待ってくださいヨ? フッ化物の代表格である、フッ化ナトリウムについて、こんな情報がありました。 「注意」として、 毒性があり、粘膜を刺激し、神経系統も侵されるので、 工場で取り扱う際は、防毒マスク・ゴム手袋を着用して作業すること というようなことが、書かれていましたヨ…? そんなに恐ろしい物質なのですカ? フッ化ナトリウムが入っている歯磨き粉、結構たくさん… というか、恐らく私たちが今までに一度は使ったことがある歯磨き粉の中に、 必ずと言っていいほど入ってるみたいデスけど…?? …これ以上綴り出すと、「フッ化物中毒」とか「急性中毒症」とかいう単語が出てきて、 計り知れない化学の世界になってきて、私の文章力では、ご説明しづらいので、 止めておきますが、 (すみません、本当に、具体的数値とかが出てくるので、こちらでは説明しづらいのです) わかりやすいところだけご紹介すると、 フッ素は、普通に食物にも含まれていて、 (特に海産物やお茶には、フッ素が多く含まれているそうです) 私たちは日頃普通に食べたり飲んだりしていますので、 それだけでも他の国の人々によりは多くフッ素を摂取しているのに、 そのうえ歯磨き粉や、フッ化物を加えた水によるうがいなどでのフッ素の摂取がされると、 斑状歯(正式名:歯牙フッ素症・フッ素症歯)といって、ミジンコ頭で説明しますと、 フッ素が入り込んだところの歯の石灰化が十分行われずに、歯のエナメル質が変色して、もろくなってしまう症状が起きてしまうそうです。 (間違っていたらすみません) 更に、骨肉腫、骨粗しょう症といった病気をもたらす、とも言われていたり、 発がん性や、ダウン症の発生率が高くなる、としている研究もあるようです。 一方で、フッ化物による歯の強化を賛成・推進されている側のご意見は、というと、 …フッ化物反対派の意見に、真っ向から対抗しているご意見もあるようですが、 それはさておき、 (表現の困難さにより、さておかせてもらいマス。あしからずご了承ください) フッ化物による歯の強化には、特に初期の虫歯を改善するのに効果がある、 とされています。 どのように歯を治してくれるのか、というと、 歯磨き粉等に含まれるフッ素の成分が、 唾液中のミネラルと一緒にに歯にとりこまれて、 再び再石灰化(歯の一部となる)し、虫歯の部分が元通りになる、 のだそうです。 穴が開いてしまった歯を戻すことはできないけれども、歯の表面部分だけの虫歯なら、 フッ素が効果を出し、修復してくれるそうです。 この効果は、フッ素の成分がとても低い濃度でも期待できるそうです。 フッ化物入りの歯磨き粉を、虫歯予防に効果的に使うためには、 ■歯磨き粉は、ブラシの半分以上つけること。 ■うがいは軽くして、フッ素の成分を歯に残しておくこと。 ■寝る前には必ず歯磨きをしよう。 ■忙しい時でも、さっと磨くだけでも効果があります。 とのことでした。 他に参考HPさまには、挙げていませんが、 ちらっと拝見したしたいくつかの歯科医院さまのサイトでも、 フッ化物による虫歯予防の治療をされている、との記載がありました。 …どちらが正しいのでしょう…? と、考えあぐねていましたら、化学的な見解からフッ素(フッ化物)について、 解説してくださっているサイトさまがありましたので、拝見してまいりました。 フッ素(F2)自体は、とっても危険な物質で、どんな物質でも破壊してしまうといいます。 フッ素を鉱石などから取り出そうとした人々は、これを保存しておくために、 いろいろな物質ででいた容器を用意しましたが、どれもこれも破壊されてしまい、 そのため、フッ素を浴びたことによって、 命を落とされたり、大怪我を負われたりしていらっしゃいますが、 フッ化物全てが、こんなに危険な物質ではなく、 先ほどから取り上げているフッ化ナトリウムは、安定した物質だというのです。 ですが、こちらでも、やはりフッ素の濃度が高すぎると、斑状歯になってしまう、 と指摘されています。 そもそも、フッ素自体が、とってもアブナイ物質から (原爆の製造に欠かせない物質だという「六フッ化ウラン」は、 ウランにフッ素を加えてできるものだそうです。 更にあの有名な「サリン」にも、フッ素が含まれているそうです)、 私たちの生活に役立ってくれている物質まで、 色々な物質を生み出す物質だそうなので、 (今ではフライパンになくてはならない「テフロン」も、 フッ素が化学反応を起こして生まれた物質だそうデスよ) 色々と、見解が分かれてしまうのかもしれませんね。 なんだか、これといった結論をだすことができないまま、 終わっているような気がして申し訳ありませんが、 社会の判断自体も、揺れているようですので、ご勘弁ください。 一つだけお伝えできるのは、 8月25日のブログでご紹介した歯磨き粉の中には、確認できたた限り、 「フッ化ナトリウム」は配合されていない、 ということをお伝えしておきまス。 …石けん歯磨きが多いと思うのですが、石けんとフッ化物は、相性悪いんでしょうかね? また長くなりましたが、ここまで読んでくださった方々、どうもありがとうございました。 明日もよい日・よい肌でありますように! 参考HP (リンクは致しておりませんが、興味のある方は検索等でお訪ねください) 「世界子育てネットSweetHeart」さま 「ウィキペディア」さま 「フッ素毒警告ネットワーク」さま 「水道水フッ素化委員会」さま 「ユーロニカ株式会社」さま 「healthクリック」さま 「調布のとみさわ歯科医院」さま 「K.SATOH Official Website」さま どうもありがとうございました。 今回は、ネットと化学の両方の海で沈没しました…。 自分なりに理解し、自分の言葉で表現したつもりですが、 不適切な点等ございましたら、ご指摘ください。 よろしければぽちっと一票お願いします♪→ 「スキンケア上等!おつぼね2号のコスメのススメ」トップページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月27日 16時48分25秒
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