こんばんは

今日は、先日からど～しても、気になって、
綴りたくてしようがなかったことを、綴りたいと思いマス。

先日、とある情報を目撃しました。
そこで、何か違和感を覚えたのデス。

その情報によると…


以前は、お肌のかさつきや、ごわごわ感は、お肌に余分な古い角質があるからで、
それを取り除いてやることが、スキンケアには重用だとされていたそうですが、
最新の研究によると、
角層自身が、水分や皮脂をコントロールし、
外界からの刺激からお肌を守っていることが、判明してきたそうです。
そこで、角層を健康な状態に保つことが、
みずみずしい柔らかなお肌を手に入れるのには、とても重要なことで、
そのためには、角層を育てるスキンケアが大切なのだそうです。



この情報を、ご覧になったことがある方、
いらしたら申し訳ありません。

今日、きちんと見て、確信が持てたので綴りますが、
今、ワタシが手元に持っている文献たちにも、
同じようなことが、もっと詳しく書いてあります。
ただ、これらの本は、
そのことが、最新の改訂版で書かれたと考えても、
約５年前には、発行されているんデス。

角層（角質層）＝身体の一番表面に見えている部分は、
細胞としては、もう死んでいる部分なので、
マジカルな力を借りなくては、生き返ることはないでしょう

ただ、細胞は死んではいるのですが、
その中には、ＮＭＦ（天然保湿因子）と呼ばれる、
お肌の水分を保つ役目を果たす物質があるのと、
細胞同士の間には、いわゆる皮脂があって（角質細胞間皮脂、というそうデス）、
これらが、正常な状態でお肌にあれば、潤いのあるお肌でいられると思います。

ただ、本当に外界と接している、私たちの目に見えるところは、
直接空気と接触しているので、どうしても、乾燥しやすくなってしまうのですが、
そういう時、水分と脂分を、足りなくなった分だけ補充してあげるのが、
スキンケア用品ではないか、と思いマス。

そして、角層が死してなお持っている、重要な役割が、
外からの刺激・異物に対する防御機能デス。
角質細胞は、ケラチンという物質からできたものだそうですが、
これと、先に綴ったお肌自体の水分と皮脂が一体となって、
防壁を作ってくれている、と言ったらいいでしょうか。

角層がどんなものから、私たちを守ってくれているかというと、

　 外からの物理的な力には、何度も刺激を受けると、分厚くなることで、
　　　例えば、刺激を受け続けることの多い、足の裏や、
　　　手のひらなどを守ってくれマス。
　 化学物質や、細菌からも、ケラチンが固い物質であるということと、
　　　お肌の皮脂が弱酸性であることで、その侵入や繁殖を防いでくれていまス。
　 また、水などの外からの物質が、角質より下の層へ侵入するのも
　　　防ぐと同時に、角質から下の層の部分の水分やたんぱく質が、
　　　外に流出するのも防いでくれてマス。
　 そして、紫外線を防ぐ役割の一部も担っています。
　　　紫外線に対抗しているのは、主にメラニン色素ですが、
　　　皮膚の表面での紫外線の反射、角質層でも紫外線をはじいたり、
　　　吸収したりしています。
　　　また、メラニン色素が増えることで、角質層が厚くなり、
　　　紫外線が入ってくるのを防ごうとシマス。

これで、私たちの身体は守られているのですネ。

お肌を一番いい状態にするのには、新陳代謝を活発にして、
お肌の世代交代が、正常にできるようにしてあげることデス。
（「ターンオーバー」という言葉をよく聞きますネ。
お肌の奥で細胞が生まれ、垢として落ちるまでの周期のコトで、
その周期は、ご存知の方も多いと思いますが、２８日と言われてイマス）
それには、スキンケアも大事ですが、
身体の中から栄養をあげることも大切だそうデス。
動物性たんぱく質や、ビタミンＡが必要な栄養素で、
ビタミンＣも、これらの栄養素がうまく機能するのを、助ける役目があるそうです。

…話を戻しマスが、
どこまで戻るかというと、あれデス、
先の情報による「最新の研究」というのは、本当に最新の研究なのかな、
と思ったわけデス。
でもね、本当でも、そうでなくても、とんでもないことだと思ったのデス。
本当だったら、ワタシのような素人でも読める本を、
その研究をされている方たちは、ご存知ないのかな、と思いますし、
そうでなかったら…
綴れマセン、何を綴り出すかわからないので、自粛シマス。

というわけで、コスメジャンルは綴ることに事欠きません。
いいか悪いかは、別として…

また長くなりました。
ここまでおつきあいくださって、ありがとうございました。
明日もいい日・いいお肌でありますように！


参考文献

　美容皮膚科学事典最新改訂版（中央書院　監修：朝田康夫氏）
　

　美容のヒフ科学改訂8版（南山堂 安田利顕氏著・漆畑修氏改訂）　
　←画像がなくて残念デス

どうもありがとうございました。
自分なりに理解し、自分の言葉で表現したつもりですが、
不適切な点等ございましたら、ご指摘ください。


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