こんばんは

…また書いていた記事が消えました…

今回は、何もしてなかったのに～！

今日も、スキンケア上等！でまいりましょ～


今回は、パラベンとフェノキシエタノールを中心に、

防腐剤について、綴ってみたいと思いマス。


以前、「パラベンは…安全、かな」というような記事を綴りましたが、

その後から、よくよく見てみると、

「自分で調べて採点できる　化粧品毒性判定事典」では、

パラベンは、２～３種類入っていたら、

「お肌によろしくないに１票」と、換算するようになっているのですが…

パラベンが１種類だけで済んでいるコスメって、ほとんどないのですヨ～！

ちなみに、さすがというべきか、

こちらの著者・小澤さんが社長のゼノアさんの口紅には、

パラベンは１種類しか入っていませんでした。

ゼノアさん以外のコスメで、パラベンが１種類で済んでいるコスメって、

１つしか見た事がありません。

どなたか、見た事ある方いらしたら教えてクダサイ。


…話が少しそれましたが、

　大抵のコスメに、パラベンが複数入っている、ということは、

　→　他の防腐剤と、毒性は同じレベルになる

　→　しかも、パラベンには、皮膚アレルギーが起こる場合もある

となると、パラベンも、他の防腐剤も、危険度は変わらないのでは、

と最近では考えております。


パラベンは、配合の分量をきちんと守れば、

現在安全に使用できる、唯一の防腐剤、

体内残留時間も短いし、

食品として口にする場合には、ごく微量なので身体に蓄積される心配もない、

（12時間ほどで代謝される、というデータを拝見しました）

というご意見も拝見しましたが、

毒性があることには、変わりがないのですよね。

「危険なものを上手に扱う」ことも、大切かもしれませんが、

ワタシは「危険なものは極力避ける」術を、知りたいと思いマス。


そして、もう一つ、よく見る防腐剤、フェノキシエタノール。

これは、パラベンより毒性は高いものの、

防腐剤としての機能は低いらしいので、

他の成分を混ぜて使うことで、フェノキシエタノールの配合率を下げる、

という手法が取られているそうです。

一緒に使われる成分として、

ＢＧやエタノール、ＤＰＧ、ヘキサンジオールなどがあるそうですが…

ちょっと待ってくださいヨ？


　ＢＧ：保湿剤・溶剤・粘度低下剤（毒性△）
　エタノール：溶剤・可溶化剤・収れん剤（毒性△）
　ＤＰＧ：香料・溶剤・粘度低下剤（毒性△）
　ヘキサンジオール：（ゴメンナサイ！わかりませんでした）


…毒性あるものばっかじゃないデスか～！！

どうやら、フェノキシエタノールだけ配合するよりも、

このような、まだまし？な成分を加えることで、

フェノキシエタノールの割合を減らした方がよい、ようなのですが…

毒をもって、毒を制す…なのでしょうか…？

それに、上の成分にアレルギーのある方にとっても、大変なことデス。


パラベンとフェノキシエタノールの毒性比較、ということで、

興味深いデータを拝見しました。

直接口にした時の急性毒性は、

フェノキシエタノールの方が、

パラベン（この場合メチルパラベン＝毒性が一番弱いパラベン）より、

２．５倍ほど強いようデス。

（計算間違ってたらすみません）

こうしてみると、

「自分で調べて採点できる　化粧品毒性判定事典」のパラベンの毒性判断基準は、

さっくり計算する場合には、間違っていないと言えるようですネ。


というわけで、

■今日の成分探訪　主な防腐剤たち■
　※誤りがありましたら、ぜひご指摘ください※

　　・なんとかパラベン
　　・フェノキシエタノール
　　・ヒノキチオール
　　・グルコン酸クロルヘキシジン
　　・塩化ベンザルコニウム
　　・安息香酸塩（※塩＝Ｎａ）
　　・サリチル酸塩（※塩＝Ｎａ）

　ご注意！
　　●「ヒノキチオール」は、動物で催奇性（奇形児が生まれる）が
　　　確認されているそうです。
　　●「グルコン酸クロルヘキシジン」も毒性が強く、
　　　接触皮膚炎のアレルギーが起こったり、誤ってこの成分が入った液を飲んで、
　　　人が亡くなった、ということも起きたそうです。
　　●「塩化ベンザルコニウム」は、カチオン界面活性剤だそうです。
　　　（＝陽イオン界面活性剤？…？マークですみません）
　　なので、この３種類は、コスメへの配合が特に制限されています。


次回は、成分からちょっと離れたいと思いマス…

それでは、今日はこのへんで。

明日もいい日・いいお肌でありますように。

たくさんの感謝をこめて…


参考文献
　「自分で調べて採点できる　化粧品毒性判定事典」（メタモル出版　小澤王春氏著）

参考ＨＰ（順不同）
（リンクはしておりませんが、興味がおありの方は検索等でお訪ねください）
　「きれいねネット」さま
　「Self-Care CLINIC」さま
　「丸石製薬株式会社」さま

ありがとうございました。
自分なりに理解し、自分の言葉で綴ったつもりですが、
不適切な点等ございましたら、ご指摘ください。

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