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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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February 3, 2006
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カテゴリ:楽しむは音
1月29日に生放送で聴いたクリスティアン・テツラフさんのブラームスの演奏ですが、前日28日の、全く同じプログラムが、今日のBS-2「クラシック倶楽部」で放送されたのでございます。
HDDレコーダーに録画しておいたものを、夜、ひっそりとひとりで楽しむことができました。
彼は、せっかちな方なのでしょうか。そそくさとステージに登場し、握手をするのもお辞儀をするのも韋駄天の如く。(早く演奏に入りたいのかしら・・?)指揮のブロムシュテットさんは、そんな彼をあたたかく包み込むような笑顔で登場。
第一楽章の提示部では、テツラフさんはヴァイオリンを小脇に抱いて目を閉じ、静かに揺れていました。それが、導入部では一転!
凄まじい集中力でぐいぐいと進んでいきます。彼は演奏中、ずっと目を閉じたまま。指揮も左手もほとんど見ません。自分のブラームスの世界に完全に没入しています。これは、ブロムシュテットさんほどの方でなければ、オケと合わせるのは大変!
ソリストも、いろいろなタイプがいるのですね。テツラフさんのように、「ボクは弾きたいように弾くからボクの演奏に合わせてね」というタイプ、オケに戦いを挑むが如く火花を散らすタイプ、オケと対等に、友好的に音楽を作り上げるタイプ。日本人ヴァイオリニストは、このタイプが多いように思います。
第2楽章では、ブロムシュテットさんはタクトなしで振りました。こういうことを知ることができるのも、映像ならではですね。
ブロムシュテットさん、先日の日記で少し彼について触れていたこともあり、お元気そうなお姿を拝見できてうれしく存じます。
そして、今日いちばんうれしかったことは、久しぶりに大宮臨太郎さんのお姿を見つけられたこと。甘くロマンティックな音色が魅力的な彼が、N響に入団したと聞いたときには驚きましたが、入団して初めから、1stで弾いているということは、彼の実力がちゃんと評価されたということに他ならないでしょう。わたくしが、音コンや仙台コンで感動した彼の今後も、大切に見守ってゆきたいと思います。
さて、テツラフさんに戻りますが、わたくしがFMで聴いた29日の演奏の方が、ずっと良い出来栄えだったように思われます。2日目ということもあるのでしょうか。同じプログラムを、2度楽しむことができました。
まさに堪能いたしました。





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Last updated  February 4, 2006 01:06:31 PM
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