Ｌａ　Ｖｉｅ・音楽とともに　～標高１，０００ｍの高原だより～

ずいぶん前から、ＨＤＤレコーダーに録画しておいた「世界の車窓から」を、やっと
まとめて見ることができました。３月の半ばくらいから現在、わたくしの大好きな
北欧のシリーズを放送しています。
コペンハーゲンの街を紹介する回のバックに流れていたのがニールセンの「弦楽四重
奏曲第２番ｏｐ．５」、初めて聴く曲でございます。
ニールセンは、わたくしは、ヴェンゲーロフの演奏のヴァイオリン協奏曲、いくつかの
交響曲、それからクラリネット協奏曲くらいしか聴いたことがないデンマークの作曲家。
わたくしが聴いたどの曲も大変印象深いものでしたが、殊にクラリネット協奏曲は、
数年前、Ｎ響の磯部周平さんのソロで聴いたものが秀逸だったことを記憶しております。
そして、この２番のカルテットもいいですね！それぞれの楽器のかけ合いが楽しい。
たった２分足らずの番組の中で聴いただけなのですが、すっかり気に入りました。
演奏は、コントラ・カルテットとのこと。早速ＣＤを探してみることにいたしましょう。
粋なコペンハーゲンの街とニールセンの音楽。まさにベストマッチ。「この街にこの
音楽あり」という納得の印象でございました。