183314 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Category

Favorite Blog

過ごしやすい一日です New! つれりんさん

ドキュメンタリ:Goi… ピカルディの三度THさん

シャンソン・フラン… TanakaTomokoさん

いつも心に太陽を! たまぴこ0608さん
本読みのひとりごと biscuit5750さん
きれいなものはみん… バーソロミューさん
May 30, 2006
XML
カテゴリ:楽しむは音
昨日、FMでこの曲が流れていたのですが、もう一度きちんと聴きたくて、今朝の再放送を
タイマーで録音、今日、帰宅後ゆっくり聴くことができました。
一聴して、フォーレとわかります。なんとも微笑ましい。
第1楽章、大好きな1番のピアノ四重奏曲とそっくりなメロディが出てきます。
第3楽章は、5月の風の中を走るようなさわやかなイメージで、最後はピツィカートで軽やかに
閉じます。
第4楽章の主題。あ、このメロディ、何かの曲と似ている、何だったかしら・・・・と、悩むこと
数十分。ついに思い出しました!おお、なんと、やっぱりフォーレでした。
4手のためのピアノ曲「ドリー組曲」の第3曲、「ドリーの庭」の中にあるメロディにそっくり!
まあ・・。新しく、そしてうれしい発見でございます。
調べましたところ、ピアノ四重奏とこのソナタは、作曲時期が重なっていますが、「ドリー~」は
ずっと後年の作品。
不思議ですね。年月は経ていても、根底にあるものは変わらないのですね。
曲を聴くだけで、誰の作品かがわかる、すなわち、「作曲家の特徴が作品に表れる」という、
わたくしが勝手に提唱したテーゼ。
ここにも、作曲家フォーレの特徴が表れている実例を見ることができました。
今回の演奏は、ギル・シャハムのヴァイオリン、江口玲氏のピアノ。フォーレの優雅で流麗な
音楽を、余すところなく表現した秀逸な録音でございます。
江口玲さん、ニューヨークを拠点にご活躍されるピアニストですが、実は追々、あるステージを
拝見できる予定がございます。
このヴァイオリン・ソナタの彼のピアノ、とても素晴らしくて気に入りました!
演目にリクエストしたいくらいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 30, 2006 10:54:57 PM
[楽しむは音] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X