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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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June 10, 2006
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カテゴリ:楽しむは音

ひと月ほど前に予約しておいた、ピアノの調律の日です。
10時に、いつもお願いしているお兄さん、Tちゃん(元同僚なのです)がやって来ました。
前回の調律からかなりの月日が経ち、だいぶ音が狂ってきていて、この頃は弾いていて
とても気持ち悪い思いをしていたので、「救世主現る!」といった感慨でございます。
「ピッチはどうします?よく、弦をやる人のお宅では『少し高めに』と言われることが多いですが。」
「前回は442Hzだったわよね。前回と同じでいいわ」
(・・「弦をやる人」なんてもっともらしく言えるほどの人がいるわけではないのですが、まあ、
それでも曲がりなりにも習っている人がいるので、その人を最優先にいたします。)

まずは高音部から。
「んー、だいぶ下がっていますねー」とTちゃん。専用工具を使って、慣れた手つきで音を
調節してゆきます。
いかがです?手の動きに躍動感があるでしょう?彼の調律は確かな技術で定評があり、
お馴染みの顧客もたくさんいるのです。

次は低音部。調律に熱が入るTちゃん。
自分も暑くなったそうで、上着を脱いで、更にお仕事を続行します。
「このピアノは低音がいいなあ。なかなかないですよ、この鳴りは。」
うふふ、うれしいことを言ってくれます。

ひととおり調律が済んだところで、お茶にいたしました。Tちゃんがひと息入れているその間に
ちょっと失礼して試弾。
おお、音が、音が揃っています。久しぶりの感動でございます。自分のピアノが、急に上手く
なったような気さえしてきます。そう、だから調律って大切なのですよね。きちんとした音で、
きちんと弾けるように耳を鍛えなくては。1麻呂のためにも大切なこと。
お茶のあとは、タッチの調節。
「どんな感じがいいですか?軽やか?重い感じ?」
「そうねえ、自分は軽やかにモーツァルトでも弾ければいいのだけれど・・。」
でも、あまり重くして、1麻呂に変な癖が付いても(今でさえ、変な癖は数多く・・)いけない
ので、ちょうどよい加減にしてもらうよう、お任せいたしました。
ひととおりのプロセスが終了し、ピアノを元に戻し、お掃除もしてくれて、正味2時間。
Tちゃんは、時間にも正確なのです。12時を少し回ったところで、全ての作業が終了し、
Tちゃんは帰ってゆきました。ありがとう、Tちゃん。あなたの調律で、いつもとても助かっています。

マロンはまだ帰って来ません。
今日はこれから女子高の内輪の同窓会があり、幹事のわたくしは、出かけなくてはなりません。
気がかりではございますが、行ってまいります。






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Last updated  June 10, 2006 02:59:13 PM
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