夕方、麻呂達と一緒に図書館へ行きました。
昨夜の「お客様」のお名前を調べたり、ずっと借りたかった本を探したり・・。
今日の「のだめ」の在庫は、12巻のみ。相変わらずの人気ぶりでございます。
雑誌コーナーで、「BISES」最新号(・・といっても4日後には次号が発売されますが)が
目に留まりました。バラの特集号です!
我が家のグラハム・トーマスは、とうとう春の花が終わってしまい、急に庭が淋しくなって
しまいました。もう一度、バラに浸りたい・・。
雑誌の最新号は、原則的に貸し出し禁止なのですが、閉館15分前から流れる「蛍の光」の
メロディを合図に、ひと晩に限って、貸し出してくれます。明朝9時の開館時間までに、外の
ポストに入れておけばOK。迷わず借りてまいりました。
美しいローズガーデンの数々に、うっとりと見入ってしまいました。
うつむくバラ、微笑むバラ、翳りのあるバラ、おしゃべりなバラ・・。
いろいろなバラが、わたくしに語りかけてきます。
梶みゆきさん、清水佳子さんのバラへの思いがつづられたページは興味深く、ケイ山田さんも
お母様の名前のバラについて語っています。
2年前、バラクライングリッシュガーデンのナーセリーで、わたくしがマダム・ピエール・オジェを
選んだ時に、偶然お庭に出ていらしたケイ・山田さんは、このマダム・ピエール・オジェの鉢の
前に少し屈まれて、一輪だけ咲いた花に顔を近づけ、「このバラにふさわしい香りね」と、優しく
微笑まれました。素敵な思い出でございます。
嗚呼、ため息、ため息の連続。来年こそ、少しバラの種類を増やそうかしら・・。
ピエール・ド・ロンサールは絶対に欲しい品種。嗚呼、これも、これも・・。
そろそろ、大苗の注文の時期、ページをめくりながら、夢だけは大きく大きくなるのでございます。
BISES