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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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August 22, 2006
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カテゴリ:楽しむは音
8月22日は、クロード・アシル・ドビュッシーの誕生日。
わたくしが敬愛してやまない作曲家のひとりでございます。
数多くのピアノ曲を作った彼は、美しい情景をそのまま音に表すその作風から、
「印象派」と呼ばれ、独自の世界を築きました。
今日は、彼のピアノの作品集を、ウェルナー・ハースの残したアルバムから聴いています。
ハースは、シュツットガルト生まれのピアニスト。繊細で端整なタッチと、ため息のような
音色で上品に聴かせます。
「水の反映」、「喜びの島」は、殊に、クライマックスの高ぶりへと聴く者を導く才に長けており、
彼の音楽の完成度の高さを感じさせてくれます。

1.月の光 2.雨の庭 3.レントより遅く 4.夜想曲 5.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
6.ゴリウォーグのケークウォーク 7.亜麻色の髪の乙女 8.沈める寺 9.花火
10.水の反映 11.金色の魚 12.喜びの島 13.水の精 14.グラナダの夕べ
15.夢 16.アラベスク第1番 17.アラベスク第2番

ドビュッシー自身は、精神的に不安定な時期もあったそうで、そんな経緯を乗り越えた彼の
洗練された作品は、我々の心を浄化してくれる透明度と美しさに満ちています。
彼は、バッハ以外のドイツの作曲家を好まなかったのだそう。なるほど。
ドビュッシーの頃は、まだレコードも普及していない時代。
音楽を聴くには、演奏会に足を運ぶしか手段がなかったのですよね。
偏見とまではいかなくても、ドイツ音楽に耳を傾ける機会も少なかったのでは・・。
そんな時代を経て、わたくしたちは今日、あらゆる国、あらゆる時代の作曲家の音楽を
居ながらにして聴き、自分の好みに合った曲を自由に選べることに、あらためて感謝したいと
思うのでございます。





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Last updated  August 27, 2006 06:00:55 PM
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