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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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September 28, 2006
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「達彦さん」といえば、思い浮かぶのは、「純情きらり」で、今をときめく福士誠治さんが
演じる役名なのかもしれませんが、わたくしにとっては山本達彦さんでございます。
今日は、この季節にぴったりの曲をご紹介いたします。
達彦さんは、この曲の録音を、都市再開発の際に取り壊されて現在はもうない、
新宿若宮町にあったご自宅に機材を持ち込んで行いました。
ご自宅のピアノひとつによる弾き語りで、おっとりとした音響のむこうには、庭でさえずる
鳥の声も聞こえてくる、たいへん雰囲気のある録音に仕上がっています。

九月のフォトグラフ  竜 真知子・詞  山本達彦・曲

想い出は九月の風
夏服の君を連れてくるよ

誰も愛さなければ 傷つくこともない
なのに すべてを賭けて
抱きしめた女(ひと)

いたずらに時は移り
君だけを 今もさがすフォトグラフ

心断ちきるために 九月があるのねと
あの日この腕の中
泣いていた女(ひと)

アダージョのゆったりしたテンポでしっとりと歌う達彦さん。
この歌声に、いったいどれほどの女性が魅了されたことでしょう。
この季節、わたくしも拙い弾き語りで彼の世界に浸るのでございます。

                    太陽がいっぱい

                        「太陽がいっぱい」
                    このアルバムに入っています。





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Last updated  September 29, 2006 08:20:25 AM
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