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カテゴリ:ポップス界の貴公子
「達彦さん」といえば、思い浮かぶのは、「純情きらり」で、今をときめく福士誠治さんが
演じる役名なのかもしれませんが、わたくしにとっては山本達彦さんでございます。 今日は、この季節にぴったりの曲をご紹介いたします。 達彦さんは、この曲の録音を、都市再開発の際に取り壊されて現在はもうない、 新宿若宮町にあったご自宅に機材を持ち込んで行いました。 ご自宅のピアノひとつによる弾き語りで、おっとりとした音響のむこうには、庭でさえずる 鳥の声も聞こえてくる、たいへん雰囲気のある録音に仕上がっています。 九月のフォトグラフ 竜 真知子・詞 山本達彦・曲 想い出は九月の風 夏服の君を連れてくるよ 誰も愛さなければ 傷つくこともない なのに すべてを賭けて 抱きしめた女(ひと) いたずらに時は移り 君だけを 今もさがすフォトグラフ 心断ちきるために 九月があるのねと あの日この腕の中 泣いていた女(ひと) アダージョのゆったりしたテンポでしっとりと歌う達彦さん。 この歌声に、いったいどれほどの女性が魅了されたことでしょう。 この季節、わたくしも拙い弾き語りで彼の世界に浸るのでございます。 「太陽がいっぱい」 このアルバムに入っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 29, 2006 08:20:25 AM
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