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テーマ:好きなクラシック(2317)
カテゴリ:楽しむは音
ニュージーランド生まれのソプラノ歌手、キリ・テ・カナワが来年、日本にやってきます!
「最後の日本ツアー」と銘打って! 2007年3月4日(日)兵庫県立芸術文化センター 2007年3月9日(金)サントリーホール 兵庫ではオーケストラと共演でのモーツァルト、シャルパンティエ、マスネなどの作品。 東京ではピアノとのR.シュトラウス他の作品。 どちらも大変意欲的なプログラムでございます。 1944生まれのデイム・キリ(デイムは称号)、日本流に言えば、還暦をもう過ぎたご年齢。 これが歌手として最後の公演ならば、彼女なりの美学があってのことでしょう。 キリ・テ・カナワの歌を初めて聴いたのは、映画「眺めのいい部屋」でした。 タイトルロールでいきなり、プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」の中の、有名な「わたしの お父さん」がドラマティックに流れ、それを歌っていたのが彼女でした。 それはまさしく、映画のドラマティックな展開を予感させるがごとく、わたくしの心に鮮烈な 印象を残しました。 そして、興奮冷めやらぬ間に、さらにこの映画の中の重要なシーンで、プッチーニの歌劇 「つばめ」の中の「何と美しい夢」が、再び彼女の歌で流れたのです。 美しい映像、そして美しい音楽。 視覚と聴覚が、同時に魔法にかかってしまった瞬間でございました。 映画をご覧になっていない方のため、あえてストーリーには触れないでおきますが、 映画はもちろん、ディーヴァ、キリ・テ・カナワの歌声も是非堪能していただきたいもので ございます。 大切なことですので、もう一度。 マオリ族の血を引く、神秘的な美しさをたたえたデイム・キリに、ステージで会えるのは、 これが最後ですよ! もう15年も前に買ったオリジナル・サウンドトラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 20, 2006 11:31:25 PM
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