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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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October 27, 2006
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カテゴリ:楽しむは音

10月27日は、ニコロ・パガニーニの誕生日。
彼は、いわずと知れたヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト兼作曲家。
それまでのヴァイオリン奏法の常識を覆す、斬新かつ技巧的な演奏法をいくつも開拓
したことでも知られています。
重音、スコルダトゥーラを駆使した24のカプリース、そして5つのヴァイオリン協奏曲。
1番と2番の協奏曲は、演奏される頻度も高く、特に2番の第3楽章は、リストの「ラ・カンパ
ネラ」の主題として引用されたことでも有名です。
でも、わたくしは、華やかな1番の方が好き。
彼は、演奏会で、自分の感情や技術を十分に発揮でき、演奏効果も上がる自作の曲しか
弾かなかったのだそうです。ヴィルトゥオーゾにしか弾けない曲ばかりの演奏会・・。
わたくしも、願いが叶うならばパガニーニの時代に戻って聴いてみたい!
当時、ヨーロッパ各地を回っていた彼の演奏会は、どこへ行っても大盛況。
ある時、ウィーンで行われた演奏会にシューベルトも聴きに駆けつけ、彼の超絶技巧に
酔いしれたのだと、何かの本で読んだ覚えがあります。

そんなパガニーニにも弱点があったようです。それは賭博に明け暮れたこと、そして、女性。
若い頃は、かなりの美男子だったのですって。それで、彼に夢中になる女性はひきも切らず、
その中のひとりと、何年か恋の逃避行をして行方をくらましたこともあったとか・・。
ドラマティックな演奏をする人は、人生もドラマティックなのですね。

今日は、庄司紗矢香さんが弾く「ネル・コル・ピウ(
わが心はもはや うつろになりて)による
変奏曲」をFMからの録音で聴きました。さすがパガニーニ!さすが紗矢香ちゃん!
ダイナミックな音運び、そして一音一音を歌いこむ演奏技術。
もはや彼女は現代のパガニーニといってもよいですね!(デビューCDもパガニーニでしたし。)
聴衆が舌を巻く様子が伝わってきて、ブラボーも盛んに飛んだ大団円の演奏でございました。






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Last updated  November 1, 2006 11:29:28 PM
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