急に寒くなって、空気が澄んできたからか、見上げる夜空の美しいこと!
夜半には東の空に、もう、冬の星座の代表格、オリオン座も昇ってきて、賑やかになってまいります。
数年前に大出現した、しし座流星群も、18日には極大を迎えます。今年は毎時30個程度。
皆様は、あの奇跡の天体ショーをご覧になりましたか?次回の大出現の年は存じませんが、
あれだけの規模の流星群は、きっともう一生見ることができない、貴重な思い出になるかも
しれません。
さて、わたくしの大好きな、さんかく座の銀河、M(メシエ)33。
ちょうど今の時期に、比較的見つけやすい位置に輝いています。
夜8時ごろ、天頂よりやや北東寄り、南向きに頂点がある逆三角形の形をしているのが
「さんかく座」。3等星と4等星でわかりにくいかもしれませんが、逆三角形を手がかりに
探してみてください。
その頂点の4等星から、西のアンドロメダ座方向へ少し目線をずらした位置に、この銀河が
あります。眼のいい方なら肉眼で見つけられることでしょう。
この美しい渦巻きの形をした銀河のどこかに、我々人類のような生物がいるのだとしたら・・。
考えるだけでわくわくしませんか?
もちろん、「侵略戦争なんて無し」としてですけれど・・。