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テーマ:好きなクラシック(2317)
カテゴリ:楽しむは音
今日はブラームスです。 晩年の作品にはまだ早い時季なので、思い切って、作曲者もソリストも、若さがほとばしる この作品で。 若きツィマーマンとWPO、そしてカリスマ・オーラが輝くバーンスタインが振る、ピアノ協奏曲の DVDです。 文句のつけようがないくらいカッコいいバーンスタインは、シニカルに微笑んでも満面笑みに溢れても、 存在感たっぷり。ツィマーマンが子どもに見えちゃう。 どうせなら、こういう風に年を取りなさい。と、麻呂達に言い聞かせる私。 熱い、けれども抑制の効いたオケ。さすがはWPO。 内に情熱を秘めながらも、やはり抑制、そして「青さ」のあるツィマーマン。 透明かつ重厚な音が出せるのがこの人のすごいところ。 首席チェロ奏者のエレガントなピツィカートには品格を感じますね。 「おや、このテンポはありですか?」と思わせたのも束の間で、彼らは決して私を飽きさせない、 深遠の音の世界へと誘(いざな)うのでした。 近年のラトル盤とは好対照の演奏ですね。 「よっこらしょ~、よっこらしょ」と餅つきをする(?)バーンスタインも見ものですよ^^ 来月、来日するツィマーマン。彼のピアノが聴けるのが楽しみです。 この演奏のCD版はこちら。 「ブラームスがお好き」さんもお薦め(でしたよね?)の1枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 10, 2007 08:38:08 PM
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